漫画家の麻宮騎亜さん2周目!漫画「彼女のカレラ」で伝えたいことは?
カーマニアの安東弘樹が、これまた車が大好きな方をお迎えしてお送りする番組。
先週に引き続き、今週も漫画家の麻宮騎亜さん登場!
カーラバーたちからの絶大な支持を得る漫画「彼女のカレラ」シリーズでお馴染みですが、今週はそんな「彼女のカレラ」で麻宮さんが伝えたいことなどを伺いました。
「彼女のカレラ」で伝えたいこと
父から相続を受けた964型のポルシェ911カレラRSを駆る主人公の轟麗菜。
彼女とカレラの日常を描く「彼女のカレラ」を執筆する麻宮さんですが、この漫画では自動車社会のルールやマナーに対する啓蒙が現れています。
登場人物のセリフなどから、本当に車が好きなんだということが伝わる構成。
そしてそんな車社会を楽しむために、ルールとマナーを守ることが大前提。
麻宮さんが伝えたいことは、まさにそんな「当たり前」のことなんです。
しかしその「当たり前」がなかなかできていないと言われる現代の車社会。
煽り運転などの問題然り、歩行者など交通弱者に対する配慮にも欠けているとの指摘もあります。
誰もが安心・安全に、そして誰もが楽しく。
そんな車社会の実現を願って、麻宮さんは「彼女のカレラ」を描いています。
麻宮さんとカスタム
ホンダのNSXやポルシェのシュトロゼック、アルファロメオのザガートRZと、とにかくフォルムに対する想いが強い麻宮さん。
当然「人とは違うものがいい」という信念をお持ちで、NSXではディーラーの反対を押し切ってルーフを同色の赤に塗ってしまったとか。
元々はフールカラーは黒、ボディーは赤のツートーンタイプ。
しかし麻宮さんが「ルーフも赤にしたい」と申し出て・・・
ディーラーからは大反対されたそうですが「これは俺の車だ」と言い切り同色ペイントに着手。
それが本当にカッコよかったので・・・なんと反対していたディーラーで展示することになったとか。
ちなみに今、振り返ると・・・「ルーフは黒の方がいいなと思う」と(笑)
(TBSラジオ『GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~』より抜粋)