韓国ドラマが役立つかも!「婚活の参考書」歴代人気作品7選
立冬を迎え、ここ数日ぐっと寒さが増した。
紅葉の季節ももうすぐそこまで迫り、どこか物悲しさを感じる季節が本格的に到来。1人でいることに、わけもなく寂しさを感じる人が増える時期だと言われている。
しかもハロウィンが終わるやいなや、街は早くもホリデーシーズンモードに突入。家族と過ごす機会が増える年末年始を前に、将来結婚を考えている人は、より家庭を持つことへの意欲や願望が高まっているのではないだろうか。
事実、1年の中で秋に婚活をスタートさせる人は多いのだとか。
そこで本記事では、結婚を見据えてパートナーを探している人にとって、参考書になるかもしれない結婚のリアルを描いた韓国の歴代ドラマを7つ紹介する。
(図)Danmee 日本ファンが選んだ7月~9月公開 No.1韓国ドラマは・・ジェジュン主演「悪い記憶の消しゴム」
社内お見合い
『社内お見合い』は、祖父から無理に縁談を勧められた食品会社の社長テムと、友人の代わりにお見合いの席に行くことになったヒロインのハリが繰り広げるロマンティックコメディー。
お見合いに時間をとられるより、結婚してしまうのも1つの手段だと判断した仕事人間テムと縁談を壊すはずだったハリの間に、果たして愛は芽生えるのか。身分格差の恋にもご注目。
●日本で視聴可能なVOD(2024年11月11日現在):Netflix
気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?! (JTBC/2022)
『気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!』は、気象庁に務める年上上司と年下男子の恋愛を描いた物語。俗に結婚適齢期と言われる年代の女性と、今の若者を代表するかのような恋愛観や結婚観を持つ男性のリアルな恋が描かれている。
序盤は比較的トキメキたっぷりに物語が展開されるが、後半になるにつれ年齢差や、各自置かれた状況の異なる男女が結婚を前にどのような選択をするのか、現実味溢れるストーリーとなっている。
●日本で視聴可能なVOD(2024年11月11日現在):Netflix
損するのは嫌だから (tvN/2024)
『損するのは嫌だから』は、生い立ちや過去の経験から、どんな場面においても損をすることが嫌な女性が、社内では既婚者の方が出世に有利だと知り、偽装結婚をすることになって始まる物語。
やや強引ともとれる設定だが、誰しも少しは持っている損得勘定をベースにストーリーが展開されるため、不思議と説得力があるのが特徴で、損をしたくないと思っている女性が好きな人を前にした時、どのような心の変化があるのがぜひご覧いただきたい。
●日本で視聴可能なVOD(2024年11月11日現在):Amazon Prime Video
ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~ (KBS/2022)
『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』は、結婚を考えていない3兄弟を見かねた両親と祖父が、結婚相手を半年以内に連れてきたらマンションを渡すと宣言し、婚活への重い腰を上げた男性3人の物語。
金銭面の不安や負担を理由に、非婚を選択する人が増えている韓国社会をリアリティーたっぷりに描くなど、恋愛や結婚はもちろん住宅事情など共感しやすいポイントが多数登場する。
●日本で視聴可能なVOD(2024年11月11日現在):Amazon Prime Video、FOD、Lemino
私の名前はキム・サムスン (MBC/2005)
『私の名前はキム・サムスン』は、30代で未婚の主人公サムスンと、年下イケメン御曹司ジノンの恋を描いた韓ドラ史に残る人気ラブコメディー。約19年前の作品だが、今観ても違和感なく楽しめる名作だ。
若く、しかもルックスまで抜群な御曹司を前にしても、常に自分に正直なサムスンの姿が印象的で、傷ついて涙することもあるが、恋愛に臆病になることなく前進する様は、観る者に元気をプレゼントする。
●日本で視聴可能なVOD(2024年11月11日現在):U-NEXT
この恋は初めてだから ~Because This is My First Life (tvN/2017)
『この恋は初めてだから ~Because This is My First Life』は、独身主義者で家のローン返済に苦しめられている男性と、弟の結婚により家を出ることになった女性が、ルームシェアをすることになってはじまる物語だ。
結婚が抱える現実的な問題を題材に、若者の恋愛観や結婚観を色濃く描き、韓国で話題を呼んだ作品。“結婚とはいったい何なのか”、深く考えさせられる内容となっている。
●日本で視聴可能なVOD(2024年11月11日現在):Netflix
涙の女王 (tvN/2024)
『涙の女王』は、財閥の令嬢と一般男性の恋を描いたラブストーリー。愛しあって夫婦になった男女のすれ違いから、離婚の危機を乗り越える過程が描かれている。
登場人物の設定はやや非現実的だが、夫婦の関係性や会話は実にリアル。冷静状態のなか、歩みよるためにプライドを捨てるのか、意地を張り続けるのか、恋人同士ではない関係性であるがゆえの言動など、将来結婚を視野に入れている人にとっては予習するのに適した作品と言えるだろう。
●日本で視聴可能なVOD(2024年11月11日現在):Netflix
(ライター/西谷瀬里)