KAWAII LAB. SESSION[ライブレポート]FRUITS ZIPPER、CANDY TUNEらが集結! 日プ出身の桜庭遥花率いる新グループ・CUTIE STREETがデビューライブで観客を沸かす
“原宿から世界へ”をコンセプトに、世界で活躍できるアイドルの発掘、育成、輩出を目指すプロジェクト『KAWAII LAB.』が、2024年9月8日(日)に恵比寿ザ・ガーデンホールにて、ライブイベント<KAWAII LAB. SESSION vol.10 〜CUTIE STREET〜>を開催。
国民的アイドルグループへの道を駆け上がっているFRUITS ZIPPERをはじめ、CANDY TUNE、SWEET STEADYが集結し、2024年8月に結成したばかりの新グループ・CUTIE STREETもデビューライブを華々しく飾った。
本記事では、最初から最後まで熱いステージで観客を沸かせた同公演のライブレポートをお届けする。
取材&文:榎本麻紀恵
多彩なパフォーマンスが生んだハッピーな熱狂
人気アイドルグループ・FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADYらが大集結するライブイベント<KAWAII LAB. SESSION vol.10 〜CUTIE STREET〜>。この日は2024年8月に結成したばかりの新グループ・CUTIE STREETのデビューライブということもあり、会場は満員。開演前からフロアは観客の期待と興奮に包まれていた。
トップバッターとして登場したのは、KAWAII LAB. MATES。『KAWAII LAB.』でのアイドルデビューを目指して、パフォーマンスと個性を磨いている次世代メンバーたちだ。初のオリジナル曲となる「わたしの進路が決まったら」、FRUITS ZIPPERの「NEW KAWAII」2曲を披露し、会場の温度を急上昇させた。
続いてステージに姿を現したのは、今年3月に開催された<KAWAII LAB. SESSION vol.7>にてデビューを飾ったSWEET STEADY。
デビューから半年ほど経過したばかりの彼女たちだが、堂々とした姿で「なんてねっ!」「Call me Tell me」を2曲続けてパフォーマンス。
MCでは、メンバーの音井結衣が、この日がデビューライブとなったCUTIE STREETへ向けて、“きゅーすとちゃん、デビューおめでとうございます! 私たちもKAWAII LAB.のステージでデビューさせていただいたので、新しい仲間が増えて嬉しいです!”と、自身たちにとっても初の後輩グループとなるCUTIE STREETの誕生に喜びのコメントを送った。
MC明けには、初めてメンバー全員で作詞をした新曲「新世界クレッシェンド」を歌唱し、会場を一気にすいすて色に染め上げていく。
さらに、「始まりの合図」「ハートの魔法」、そしてラストは軽快なポップチューン「ぱじゃまぱーてぃー!」でフロアを盛り上げた。
次に登場したのは、着実にファンを増やして邁進しているCANDY TUNE。
まずは今年2月にリリースした7thシングル「備えあれば無問題」からスタート。サビの両手を挙げる振り付けが印象的なこの曲は、観客も一緒になって振りコピをするため、自然と一体感が生まれていく。さらにメンバーの表情もクルクルと変わるため、見どころが満載の楽曲で一気に観客の心を惹きつけた。
2曲目には「倍倍FIGHT!」、3曲目で「きゅきゅきゅキュート」を届けると、一旦、MCへ。メンバーの村川緋杏が“みなさん楽しんでいますか?”とフロアに向けて問いかけると、会場中からは大きな歓声が上がる。続けて福山梨乃が“私たちがまた1つお姉さんになりました! CUTIE STREETちゃんといえば、お披露目が<TIF>であったのですが、メンバーの桐原美月がきゅーすとちゃんのステージを観て大号泣してしまいまして!”と、お披露目時のエピソードを語り、観客を笑わせた。
MC明けには、「エトセトLOVE YOU」に続けて、頑張る人の背中を押す応援ソング「hanamaru」、「ナナイロプロローグ」、そして最後にはCANDY TUNEの代表曲ともいえる「キス・ミー・パティシエ」で会場を盛り上げ、次に登場するCUTIE STREETへとバトンを繋いだ。
みなさんと素敵な未来を描いていけますように!
この日がデビューライブとなった新グループ・CUTIE STREETがついに登場。CUTIE STREETは、古澤里紗、佐野愛花、板倉可奈、増田彩乃、川本笑瑠、梅田みゆ、真鍋凪咲、桜庭遥花の8名からなるグループ。また、メンバーの桜庭はサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』のファイナリストとあって、注目度の高いデビューライブとなった。
真鍋凪咲の“みなさんこんにちは、CUTIE STREETです! みなさんと素敵な未来を描いていけますように!”という掛け声から「ハロハロミライ」がスタート。8人は、少しの緊張感が漂いながらも、大きく手を振りながら全力の笑顔を届けていく。
MCでは、まず増田彩乃が“ついに今日という日を迎えることができました!”とニッコリ。川本笑瑠も“こんなにたくさんの方の前にCUTIE STREETとして立てていることが嬉しいです!”と声を震わせながら想いを伝える。梅田みゆが“私たち、今日のためにたくさん練習して新曲を3曲も用意してきました!”と叫ぶと会場からはこの日1番の歓声が。その熱気のまま、初お披露目となる「ひたむきシンデレラ!」、「解」、「daylight」をパフォーマンス。
最後には、1stシングル「かわいいだけじゃだめですか?」を披露し、タイトルどおりの可愛さで観客を魅了した。
さらに、『KAWAII LAB.』総合プロデューサーの木村ミサより、2025年2月2日(日)に東京・豊洲PITにて初のワンマンライブが開催されることがサプライズで発表。川本は“すごい速度で嬉しいお知らせができることが嬉しくて、でもそれはみなさんがいてくれるからだと思っています。豊洲PITをパンパンにできるように頑張ります!”と意気込みを語った。
この日のラストを飾るのは、今や国民的アイドルグループへの道を駆け上がるFRUITS ZIPPER。
メンバーの仲川瑠夏の“盛り上がりましょう!”という掛け声で、まずはMVの再生回数600万再生を突破している「NEW KAWAII」をパフォーマンス。曲中では、松本かれんが自身のセリフパートで“今日デビューしたCUTIE STREETがNEW KAWAIIと思います!”とアレンジするシーンも。後輩グループのデビューを祝う粋な心意気に、会場も大盛り上がりを見せる。
2曲目には「ハピチョコ」、3曲目にはライブでの鉄板曲「ぴゅあいんざわーるど」、そしてあっという間に4曲目の「完璧主義で☆」に突入。観客たちとのコール&レスポンスで会場のボルテージを一気に引き上げていくと、続けて「超めでたいソング~こんなに幸せでいいのかな?~」へ。
ラストには代表曲の「わたしの一番かわいいところ」で圧巻のパフォーマンスを見せつけ、この日のライブを締めくくった。
<KAWAII LAB. SESSION Vol.10 〜CUTIE STREET〜>
2024年9月8日(日)
恵比寿ザ・ガーデンホール
■KAWAII LAB. MATES
M1.わたしの進路が決まったら
M2.NEW KAWAII
■SWEET STEADY
Overture
M1.なんてねっ!
M2.Call me Tell me
MC
M3.新世界クレッシェンド
M4.始まりの合図
M5.ハートの魔法
INTERMISSION
M6.ぱじゃまぱーてぃー!
MC
■CANDY TUNE
Overture
M1.備えあれば無問題
M2.倍倍FIGHT!
M3.きゅきゅきゅキュート
MC
M4.エトセトLOVE YOU
M5.hanamaru
M6.ナナイロプロローグ
INTERMISSION
M7.キス・ミー・パティシエ
MC
■CUTIE STREET
M1.ハロハロミライ
MC
M2.ひたむきシンデレラ!
M3.解
M4.daylight
M5.かわいいだけじゃだめですか?
■FRUITS ZIPPER
Overture
M1.NEW KAWAII
M2.ハピチョコ
MC
M3.ぴゅあいんざわーるど
M4.完璧主義で☆
M5.超めでたいソング~こんなに幸せでいいのかな?~
M6.わたしの一番かわいいところ
MC