<無責任だらけ>離婚した義妹に「11か月の子どもを預かって」と言われ断ったら「冷たい」と!?
やむを得ない事情から、働きたくても保育園へ入れることができず悩んでいるママさんはいますか? 子どもを預かってもらえなければ収入を得ることすらできない……きっと死活問題ですよね。もしもそんなときに親族で預かれそうな人がいたならば、「子どもを見てほしい」と頼むこともあるのかもしれません。藁にもすがる思いでお願いすることだってあるでしょう。しかしその人は本当に“預かれそうな人”なのでしょうか? 今回の相談者さんはどうやら「頼まれた側」のようです。
『義妹が戻ってくるってよ……。二世帯住宅で1階に義両親、2階で私たち家族が暮らしています。けれど2年前に嫁いだ義妹が、離婚し来週からここに帰ってくるらしい。二世帯だし直接の被害はないから関係ないと気楽に考えていたら、「4月から働くけれど、生後11ヶ月の子どもを保育園に入れられなかったから保育園が決まるまで預かれ」だと。私は専業主婦だけれども別世帯だし関係なくない? 旦那には「緊急事態だから頼む」って言われたけれど渋っていたら「冷たいやつ」って言われた。冷たいのかな? 義両親は仕事しているから預かれないってさ。ちなみに私は昨年夏まで働いていたけれど、病気がわかり子宮を摘出する手術している。子どもは年少と小学1年生。認可外の保育園は保育料高いから無理なんだって。腹立つわ。愚痴ってごめんなさい』
相談者さんには現在お子さんが2人いるようです。来春から幼稚園入園や小学校入学を控えているそうなので、きっとこの時期は、それぞれのお子さんのために忙しい毎日をおくっていることでしょう。それに加えて仕事を辞めるほどの大病を少し前に患ったのであれば、11ヶ月の子どもの面倒を見るのが容易でないことは誰にだってわかるはず。けれども事情を知ってか知らずか義妹さんは「子どもは相談者さんに任せればいい」と思っており、旦那さんや同居の義母もそんな義妹さんの肩を持っているようです。
「断ったとしても冷たくない」という意見が大半!
どちらか一方ばかりが肩をもたれると、「そちらの意見が正しいのではないか」と不安になってしまうものですよね。でも安心してください。相談者さんのまわりでは味方がいなかったようですが、ママスタコミュニティのほとんどのママさんは相談者さんの肩をもっています。
『保育園に入れられなかったならそもそも働けないじゃん。育休延長するしかない。え、これ絶対相談者さんが預からなきゃいけないの? 他人の子なんて責任とれないし、絶対嫌なんだけど。しかも毎日でしょ?』
『無理だわ。旦那が一回預かってみたらいい。これから3歳くらいまで、わが子でもクタクタになるじゃん。立ってご飯を食べていた記憶があるわ。仕事によっては、外で働く方が楽な場合もあるくらいだ。断って当然』
子どもの面倒を見るのは決して簡単なことではありません。自分の子どもだって大変なのに、他人の子どもの面倒を見ることになったとなれば……その負担ははかりしれないでしょう。
『無理なことはちゃんと伝えた方がいいよ。命にかかわることだし。断ったら自分がどう思われるかじゃなく、ハッキリ伝えた方がいい』
さらに他人の子どものお世話には、自分だけで判断できない煩わしさもあります。「テレビを見せないで」、「お菓子を与えないで」、「泣いたらすぐに抱っこしてあげて」などと、母親である義妹からさまざまな要望がでてきたなら……ストレスが溜まるどころではありません。それになにかあったときに責任を負うことだって不安ですよね。今の体調や状況で義妹の子どものお世話をするのは、相談者さんにとってはデメリットだらけだと言えます。
一度引き受けたことで心配になるのが「今後のこと」
また、もしも相談者さんが善意から「保育園が見つかるまで預かる」と言った場合に、「要求がエスカレートしていくのではないか」と心配する声もありました。
『こりゃずっと子守りさせられるパターンだ。無料で預かってもらえたら、お金を出すことが惜しくなるよ。人間ってそんなもん』
『うわぁ……。子どもが大きくなっても、ずっとあてにされそう。何かあったら相談者さんのせいにされそう』
たとえば相談者さんの体調が悪くなったとき、「しっかりやってよ!」と逆ギレされる可能性があります。無償で引き受けたことで、保育園をさがすのをやめて今後も頼ろうとすることだってあるでしょう。この件は、どのようにすれば落ち着かせることができるのでしょうか?
預かる際は事前に決めごとをしたほうが安心!
相談者さんは答えを曖昧にしながら先延ばしにしているようで、義母や旦那さんからの風当たりが強いようです。義母からは嫌味を言われ、旦那さんからも責められる毎日。この状況に耐えかねて、「引き受けるしかないのか」と考え始めているようです。ただ、「引き受けるにしても事前に決めごとをしておいた方が良い!」というアドバイスも届いています。
『責任取れないよね。誓約書は書いてもらえる? 日給もくれるの? 義妹か義母にベビーシッター代を請求しなよ』
『預かるにしても、相談者さんの子たちの学校行事がある日や、病気で学校休んだ日は預かれないとか、そういう場合はどうするのか事前に決めておいた方がいいよ。なし崩しに面倒見ることになって、タダ働きで疲れるなんてアホらしいしね』
『旦那に「じゃあ手当ては月5万円、赤ちゃんの世話で買い物や夕飯準備、洗濯掃除できなかったら、あなたがしてね。子どもたちの送迎も」って言う』
無償で子どものお世話を引き受けると、ずっと継続されてしまう可能性があります。離婚をしない限り続いていく関係だからこそ、あえて「約束」より「契約」にしたほうが、今後のためになるのではないでしょうか。また、義妹とのあいだでは「用事があるときは見れない」こと、旦那さんとのあいだでは「お世話をするにあたり家事を負担をしてもらう」ことなど、起こりうるトラブルへの対応をあらかじめ考えておきましょう。書面にしておくと後々お互い「言った、言わない」で揉めなくなるので、より良いものにしておけますよ。
断るのならこんないい方なら角が立たないかも!
もしやはりお断りをしたほうがいいと意志がまとまったときには、このような断り文句だと角が立ちにくくなるかも。ぜひ応用してみてくださいね。
『そんなほぼ他人の赤子を無給で保育するくらいなら、短い時間働けるパート探すかな。「私も仕事探すから無理です」なら角も立ちにくいし』
『キッパリと断りなよ! 相談者さんも術後で体調も心配だし、「自分の子たちも4月から入園、入学を控えていて新しい生活に慣れるまで大変だから面倒は見られない」と。「義妹の子守ができるくらいならパートに働きに出る」と。「いくら緊急事態だろうと関係ない」って言ってやれ!』
『「無責任なことできないし、保育資格ないので、人の子は無理です。手術もしているし、体力低下しているので、わが子だけで手一杯」とハッキリ断るかな』
同じように負担を感じたとしても、人の子を無償や少額で見るくらいなら、仕事をしたほうが得る金額も大きいでしょう。無理をすれば体調も心配になってきますし、わが子と一緒にすごす時間をゆとりあるものにすることも、とても大切なことです。「相談なく離婚をした義妹さんのために、相談者さんが今の時間を犠牲にする必要はない」とも筆者は思うのです。もちろん助けたい気持ちがあるのであれば良いのですが、きっとそんな間柄ではないからこそ悩ましいのですよね。断りづらいからと義妹さんに従うのではなく、旦那さんや義母の顔色を伺うわけでもなく、自身と自身の子どものためを第一に考えても良いはずですよ。