Yahoo! JAPAN

五輪メダリスト田中雅美さん 保護者目線で情報発信 市子育て応援サポーターに任命

タウンニュース

任命書を手にする田中さん(左)と初宿市長

八王子市は8月27日、新たに創設した「市子育て応援サポーター」に、シドニー五輪競泳銅メダリストの田中雅美さん(45)を任命した。自身も6歳と4歳の2児を育児中の田中さんは、子育てを楽しむまちづくりの実現に向けた機運醸成や市の子育て情報の発信に、子育て中の保護者と同じ目線で取り組む。就任期間は2年間。

競泳日本代表としてアトランタ、シドニー、アテネ五輪に出場し、現在はスポーツコメンテーター、タレントとして活躍している田中さん。出身は北海道だが、上京して八王子学園八王子高校、中央大学に通うなど学生時代を八王子で過ごした思い出がある。そうした縁もあり、2017年の市制100周年では「八王子100年応援団」の団員に就任して市のPRに一役買った。また、今年7月には市職員の研修の講師も務めた。

経験からエール

市役所で催された任命式で田中さんは「学生時代は練習などでつらいこともあったが、それ以上に仲間と過ごした楽しい時間のほうが思い出に残っている。そのおかげでオリンピックにも出場できたと思っている。現役を引退して20年になるが、このような形で八王子に関わることができてうれしい」と語った。初宿和夫市長との歓談では、子どもと共に自身も成長させてもらっていると感じていることや、SNSなどを通じてママ友などに共感してもらったことで子育ての大変さを乗り越えられたという実体験を紹介。「子育てをしている皆さんに『一人じゃないよ、一緒に頑張ろう』という思いと、子どもが与えてくれる幸せを伝えたい。子育てで誇れる八王子のまちづくりに微力ながら協力できれば」と抱負を語った。

初宿市長は「田中さんには子育て世代に寄り添う共感力、発信力がある。子育てナンバーワンを目指す八王子市の魅力発信にお力添えをいただければ」と期待する。

田中さんは市の子育て環境や施策をメディアや自身のSNSなどで発信するほか、子育てに関する講演会などが予定されている。

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. ダイソーがグミの自主回収を発表 国内で使用が許可されていない着色料が検出

    おたくま経済新聞
  2. おじいちゃんがご飯を食べていたら、横にいた犬が…食べづらすぎる『とんでもない圧』が311万再生「近くて草」「テレパシー送ってるw」と爆笑

    わんちゃんホンポ
  3. 夢見心地のホリデーヌン活!グランドニッコー淡路の「クリスマスアフタヌーンティー」 淡路市

    Kiss PRESS
  4. PLP、世界初となる鳥の送電線衝突を低減するバードダイバーター設置用ドローンキットを発表。DJI Matrice 300/350対応

    DRONE
  5. <古い価値観?>子どもの個人面談にダンナが行くというママ友。パパになんて任せられないよね?

    ママスタセレクト
  6. 引退、1億円減俸、電撃退団…球界を牽引してきた「88世代」の現在地

    SPAIA
  7. 水族館「アトア」で『ポルカドットスティングレイの赤ちゃん』が展示デビューしてる

    神戸ジャーナル
  8. 今年の冬は「トリプルデミック」に要注意!インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、新型コロナの3種同時感染「トリプルデミック」の可能性、対策とは?

    アットエス
  9. 犬に『お留守番』と言った結果…寂しそうに取った『切ない行動』が健気すぎると8万再生「涙出そう…お利口さんすぎる」「悲しげな顔が可愛い」

    わんちゃんホンポ
  10. 【東広島】住んでいる地域の防災ポイントを知ろう 地区自治会の有志が防災ウォークを開催

    東広島デジタル