PLP、世界初となる鳥の送電線衝突を低減するバードダイバーター設置用ドローンキットを発表。DJI Matrice 300/350対応
Preformed Line Products(以下:PLP)は、架空送電線にバードダイバーターをリモートで設置するための世界初の自己サービス型ドローンキットを発表した
この新しい「RAPTOR CLAMP Drone Kit」は、電力会社や施工業者がPLP製RAPTOR CLAMPダイバーターを、安全かつ効率的に設置できるように設計されている。簡単に使用できるこのキットは、市場で広く使用されているDJI M300/M350ドローンに取り付け可能で、世界中の電力会社で採用されている人気モデルとの互換性を備えている。
RAPTOR CLAMP Drone Kitは、空中での送電線メンテナンスにおいて大きな利点を提供し、以下のような主な特徴とメリットを実現する。
革新的なラインマーカー設置RAPTOR CLAMP Drone Kitは、標準市販モデルのDJI M300/M350ドローンでバードダイバーターを設置できる初のキット。これにより、送電線の可視性を高め、鳥類の衝突を防ぎ、停電のリスクを軽減する重要なデバイスが効率的に設置可能となる。作業現場の安全性向上ドローンを使用して野生動物保護デバイスを安全かつ効果的に設置できるため、作業員が安全リスクにさらされる機会を減らし、バケットトラックやヘリコプターを使う従来の方法が不要になる。ドローン投資の価値を倍増RAPTOR CLAMP Drone Kitを導入することで、電力会社や施工業者はM300/M350ドローンの新たな用途を開拓可能。既存のプログラムに組み込むことで、ドローン運用の投資対効果を最大化し、必要なタイミングで設置作業を実施できる。複数ダイバーターの迅速な設置PLPのドローンキットは、一度の飛行で複数のRAPTOR CLAMPダイバーターを運搬・設置できるよう設計されており、生産性を大幅に向上させる。クイックチェンジキャリッジシステムキットにはクイックチェンジキャリッジが装備されており、オペレーターがダイバーターを迅速かつ効率的に再装填できるため、ダウンタイムを最小限に抑え、作業効率を最大化する。
RAPTOR CLAMPペイロードのクローズアップ
RAPTOR CLAMP Drone Kitは、送電線管理と野生動物保護活動において大きな進歩をもたらし、安全性・迅速性・コスト効率を向上させた方法で重要なラインマーカーを設置できる。さらに、電力会社が既存のドローンプログラムを強化し、多用途な新機能を追加する機会を提供する。
PLPの新しいドローンキットは、同社の広範なグローバル販売およびサポートネットワークを通じて、現在世界中で購入できる。
Preformed Line Products