古民家リノベのシックなカフェ“プルプル新鮮”とかちマッシュ香るパスタ
十勝産食材にこだわり抜いたメニューがそろうカフェ「HAUT（ハウト）」。古民家をリノベーションしたモダンな建物で、おいしいパスタやデザートをゆったりと味わえます。2024年12月にオープンしました。
静かな住宅街に、シックな木のパネルで囲われた建物があります。
スモーキーな色の扉を開けると、元の梁を生かすなど古い建物の記憶を残しながらも、洗練された空気をまとったインテリアが迎えてくれます。
広々とした空間に、大きな窓から柔らかな光が差し込みます。
壁は落ち着いたグレー。リノベーションの際、この店の坂本りえさんをはじめ、スタッフらの手で壁や床を塗ったのだそうです。
「下窓を新たに設け、落ち着いた雰囲気を醸し出している」（坂本さん）といった工夫も随所に見られます。
「十勝らしいものを食べたい」と柴田平美アナウンサーがチョイスしたのが、期間限定の「青柚子胡椒（こしょう）ときのこのクリームパスタ」（1300円、サラダ付き）。
マッシュルームの「とかちマッシュ」をはじめ、道産のキノコをふんだんに使っています。「とかちマッシュはプルプルで新鮮。おいしいですね」（柴田アナウンサー）
香り豊かなキノコを包むソースには、十勝よつ葉の生クリームを使用。道産小麦粉100%で作る平打ちの太めの生パスタにも、ソースがよく絡みます。
青柚子胡椒のパンチも効いています。
幕別・新田牧場の熟成チーズ「槲（かしわ）」も欠かせません。4カ月以上の熟成を重ねたハードチーズで、うま味がとても強く、口に入れた瞬間にナッツのような濃厚な香りとコクが広がります。
十勝の食の素晴らしさがこの一皿に詰め込まれています。
食後のデザートももちろん、十勝の食材で作られています。
ブラウンシュガーの甘味やバターのこくがアクセントの「クレープ シュガーバター」（650円）が人気です。
十勝産小麦粉「春よ恋」の強力粉を使用。クレープの生地には薄力粉を使うことが多いですが、この店の国本貴之さんは「強力粉を使うことでモチモチとした食感を出しています」と教えてくれました。
音更町の竹内養鶏場の新鮮な卵も、おいしさの秘密の一つ。「シンプルだからこそ、卵の味までちゃんとしますね」と柴田アナウンサー。
十勝にあるカフェだからこその、自慢の一品です。
HAUT
住所：帯広市西14条南4丁目4-7
定休日：水・木曜
＊「いっとこ！」11月8日OAのものです
（上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗へお問い合わせください）