“静岡発そこ知り”でご紹介!簡単おいしい魚のアイデアレシピ3連発
簡単!美味しい!お魚アイデアレシピ3連発
6月4日放送の『静岡発そこ知り』は、魚好きに捧げるシリーズ第3弾!「さかな王国 静岡〜知られざる本当にウマい魚〜」。
番組内でもご紹介した、簡単おいしい魚のアイデアレシピを3連発でお届けします。多くの魚にも応用できる簡単レシピなので、みなさんも覚えてみてくださいね!
1. ヒメダイの出汁あんかけ
【材料】ヒメダイ、玉ねぎ、にんじん、しめじ、片栗粉、塩、コショウ(適量)、小ねぎ(お好みで)
1. まずは、脂がのったヒメダイをさばき、3枚におろして皮付きのまま1口大に切ります。
2. 次に、頭、骨などのアラをフライパンで焼きます。焦げ目がつくまで焼いたら、水(お好みで酒も)を加えて10分ほど煮出し、出汁をとります。
3. 一口大に切ったヒメダイの身には、塩、コショウをふった後、片栗粉をまぶし、先ほどとは別のフライパンに多めの油をひいて、こんがりと揚げ焼きにします。
4. さらに別のフライパンで餡を作ります。玉ねぎ、にんじん、しめじ、小ねぎを炒めたものに2で作った出汁を入れ煮立てたあと、お好みで塩で味を整え、水溶き片栗粉でとろみをつけます。
5. 揚げ焼きにしたヒメダイの身に、4で作った餡をかけたら、ヒメダイの出汁あんかけ「ヒメダイのヒメ・ド・ポワソンがけ」の完成です!
フュメ・ド・ポワソンとは、フランス語で魚の出汁のこと。ヒメダイの出汁(ヒメ・ド・ポワソン)で作った餡をかけたヒメダイの揚げ焼きは、旨味が凝縮された餡とサクサクとした皮が合わさり、絶品です!
<調理メモ> このレシピは、マダイやタラなど白身魚ならなんでもいけます!スーパーで切り身だけでなくアラも買ったり、丸々1匹買ったりなどして魚の出汁をとって試してみてください。
2. オナガダイの香草揚げ
【材料】オナガダイ、ハーブ、ベビーリーフ、レモン、片栗粉、塩、砂糖(適量)
1. まずは、オナガダイを三枚におろします。おろした身を塩と砂糖を加えた氷水で締めると、旨味がアップします。5分ほど漬ければ大丈夫です。
2. 続いて、氷締めした身をキッチンペーパーでよく拭き取ったら、皮を引かずに食べやすい大きさに切り、ハーブをまぶします。ハーブは両面にたっぷりとつけるのがポイント。
鶏の香草焼き向けなどにハーブとスパイスがミックスされた、市販のものを使うと味も香りもしっかりつきます。
3. 表面に片栗粉をつけ、油で揚げます。あまり揚げすぎずに、少しレアな部分が残るくらいがおすすめです。
4. オナガダイの身を揚げたものを、ベビーリーフ、レモンなどと一緒に盛り付けたら、「オナガダイの香草揚げ」の完成です!オナガダイのきめ細かい身とハーブの相性が抜群。レストランにいるような気分になれる一品です。
<調理メモ> こちらも、他の白身魚でも応用できるレシピです。
3. ハチビキのたたき
【材料】ハチビキ、塩、砂糖、醤油、酢(適量)、小ねぎ、大葉、レモンなど(お好みで)
1. まずはハチビキを3枚におろし、血合い骨を切り取ったら、皮に包丁で切れ目を入れ、両面に塩をふります。
2. 次に、バーナーで皮目を炙り、身を切ります。炙った時にバチバチと音がするのは、脂がのっている証拠です。
3. 醤油:酢:砂糖を2:1:1で混ぜ、ローストビーフ風の甘ダレを作ります。お好みで黒コショウも混ぜるとおいしいです。
4. 小ねぎ、大葉、レモンをカットし、ハチビキと一緒に盛り付けます。甘ダレをつけて食べる「ハチビキのたたき・ローストビーフ風」の完成です!ハチビキの良質な脂をダイレクトに味わえ、見た目も華やかな一品です。
いかがでしょうか?みなさんもぜひ、お家で試してみてくださいね!