『ファンタビ』未完2作、「もう作られないと思う」とティナ役キャサリン・ウォーターストン ─ 「契約も切れるのかな」
『ファンタスティック・ビースト』、やはり打ち切り終了か。エディ・レッドメイン、ジュード・ロウに続いて、ティナ・ゴールドスタイン役のキャサリン・ウォーターストンも不穏な発言を行なっている。
『ファンタビ』は『ハリー・ポッター』シリーズの前日譚として登場したシリーズで、当初は全5作が製作予定とされた。ところがシリーズ第3作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022)を最後に、続編に関する情報がパタリと途絶え、シリーズは打ち切りになったとする情報が浮上していた。
最近になってニュート役のエディ・レッドメインは、『ダンブルドアの秘密』が最後作になったのかとの質問に「僕が知る限りではそういうことです」と回答。さらにダンブルドア役のジュード・ロウも、今後について「目処は立っていない」と伝えていた。
この度は、キャサリン・ウォーターストンが英にて、「最後の2作は、おそらく作られないと思います。単なる直感ではありますが」と報告。「私は何も知らないんです。何か動くなら、私に知らされるのは最後の方だと思います。この規模の映画になると、演者たちに進捗が逐一報告されるわけではないですからね」と、あくまでも自分が事情を知らないだけかもしれないとしつつも、続編が動く気配がないことを伝えている。
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とはいえ、ウォーターストンら出演者には、続編に出演する契約が残ったままであるようだ。本当にこのまま打ち切りになるのだとすれば、契約不履行としての手続きを要するはず。その点についてはウォーターストン自身も疑問に思っているようで、「契約って打ち切りになるんですかね?そんなこと考えたこともありませんでしたけど、そのうちそういうことになるのかな?」とコメント。「今のところは契約が結ばれている」とする一方で、「もう船は出航してしまったのだと思います」と、『ファンタビ』を見送るような言葉も続けた。
港に取り残されたのは演者だけではない。世界中のファンもまた、エディやダンブルドア、ティアたちの物語がどう続いていくのかを楽しみにしていたはずだ。「彼らは今『ハリー・ポッター』のドラマ化をやっているので、そちらにエネルギーを注ぐんじゃないか」とはジュード・ロウの談である。
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