夢の世界は、初春の三重にあるらしい 天から注ぐ「しだれ梅」に3.8万人うっとり
「夢のよう」という表現がピッタリの風景が、X上で話題になっている。
【動画】鈴鹿の森庭園「しだれ梅まつり2025」開催時の様子を見る
2025年3月23日、愛知県在住のXユーザー・よたか(@yotaka_photo)さんが投稿したのは夕陽に照らされた枝垂れ梅の写真。枝の真下からの画角で、花の連なりが天から垂らされているみたい。
淡いピンク色が一面を埋め尽くし、まさに夢の世界に飛び込んだかのような幻想的な姿だ。
よたかさんによると、この光景は、3月22日に三重県鈴鹿市の「鈴鹿の森庭園」で撮影したもの。
「満開の枝垂れ梅を下から見上げると夕陽が差し込んで、美しい梅の景色が視界いっぱいに広がっていました」(よたかさん)
「上から降り注ぐ梅の花を手前に入れることと、夕陽の煌めきが入るように構図を工夫して撮りました」と、撮影時のこだわりも教えてくれた。
この写真に、Xユーザーからは3万8000件を超えるいいねのほか、
「夕陽に照らされてめちゃくちゃ綺麗ですね」 「空から降ってきたようなしだれ梅が美しすぎます!」 「幻想的でほんとに美しい光景です」 「夢のようですね」
といった声が寄せられている。
春の訪れとともに扉を開けた桃源郷。現実の嫌なことなど、忘れてしまいそうな美しさだ。
なお、鈴鹿の森庭園は、赤塚植物園グループが運営する研究栽培農園。日本の伝統園芸文化のひとつであるしだれ梅の「仕立て技術」の存続と普及を目的としており、梅の名木が約200本も栽培されている。普段は一般公開されていないが、開花の時期のみ中に入り、花の盛りを鑑賞することができる。
自分の目でも見てみたいと思った読者は、次の春をお楽しみに。(ライター:Met)
研究栽培農園 鈴鹿の森庭園
所在地:〒519-0315 三重県鈴鹿市山本町151−2 公式サイト:https://www.akatsuka.gr.jp/group/suzuka/ 公式SNS:https://www.instagram.com/suzuka_no_mori/