花で飾られた馬が天上寺を参拝!餅まきや昆布の配布も 灘区で「摩耶詣祭~摩耶山春山開き」 神戸市
摩耶山天上寺と掬星台(神戸市灘区)で3月29日に春の訪れを告げる摩耶山春山開き「摩耶詣祭」が行われます。
摩耶山では、江戸時代以前より、旧暦二月初午の日に近郷の人々が飼い馬を連れて天上寺に参詣し、馬の息災と一家の無事繁栄を祈る「摩耶詣」の風習があり、西国の奇祭として全国に知られ、俳句の春の季語にも選ばれています。
同山では、毎年この風習に因んだ「摩耶詣祭」を摩耶山の春の山開きを兼ねた行事として開催。六甲山牧場から招いた馬が花飾りをつけ天上寺に参詣し、その後巫女と共に掬星台までのパレードが行われます。
掬星台では、春を呼ぶだんじり囃子の演奏や春山開き宣言、山の安全と息災を祈る柴灯護摩(さいとうごま)、餅まきや摩耶昆布が数量限定で配布されます。
さらに、かつて山上の宿泊施設でふるまわれた摩耶山名物「摩耶鍋」の販売(200食限定)や、摩耶山のお土産・縁起物の販売も行われます。
開催日
2025年3月29日(土)
場所
●摩耶山天上寺
(神戸市灘区摩耶山町2‐12)
時間
10:30~12:00
問合せ
摩耶山観光文化協会(摩耶山天上寺内)
078-861-0280