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夜のボートジギングで50cm超え「年無し」チヌを全員安打と爆釣!【三重】SLJスタイルで挑戦

TSURINEWS

チヌ連発(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)

2月21日、人気が出ているクロダイをボートからSLJスタイルで狙うチヌジキと、シーバスゲームの2本立てで狙ってきた。三重県桑名市の漁港に午後8時すぎに集合。チヌジギ初挑戦の太田さん、最近好釣果を上げている宮地さんと、私の3人での釣行だ。

年無しクロダイ続々

四日市市方面のパイルに到着すると、すでに何隻かのボートが浮かんでいる。暗いなかでも分かるほどロッドが大きく曲がり、ドラグ音が聞こえてくる。

宮地さんから「水深8m前後。ジグは40gでクロダイは底付近に居るのでボトムバンプ、リフト&フォールでシャクった後のテンションフォール中にアタリが出る」と助言。太田さんがレクチャーを受けている途中でアタリがあり、アワせると魚が乗ったようだ。

年無しキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)

太田さんは「素直に巻けます」と言っていたが、途中でロッドが大きく曲がり、ドラグが鳴りラインが出ていく。船べりでの突っ込みをかわしてネットに収まったのは、太田さん自己記録のクロダイ52cm。電光石火の年無しキャッチだ。

続けて宮地さんもフォール中のアタリを捉え、ビッグファイトに突入。これも年無しぐらいありそうだ。最後の突っ込みをかわし、キャッチしたのは51cmのクロダイ。年無し連発だ。

全員年無し安打

残るは私1人。だがベイトタックルがライントラブルでスピニングタックルに持ち替え、メタルジグ45gのリアにデコイトレブルY-S218番を装着した。

軽くキャストし、着底後ゆっくりとしたリフト&フォールで誘いをかける。潮に乗せるイメージでテンションフォールを繰り返すと、コツッと小さなアタリが出た。すかさず巻きアワせるとヒット。クロダイの固いアゴのどこに掛かっているか分からないので、追いアワセを2回入れる。

51cmクロダイ浮上(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)

最初はすんなりと上がってくるが、途中から強烈に突っ込みを繰り返す。重量感も申し分ない。ドラグが鳴り、ラインを出していく。船べりでもパワフルな突っ込みを見せるが、無理せず魚が落ち着いたタイミングでキャッチ。51cmのクロダイに皆とハイタッチをかわした。

これで全員年無し安打。その後はショートバイトのみで、移動すると宮地さんにヒット。キャッチした時はサイズダウンと言うが、それでも45cmオーバー。3人ともサイズ感がおかしくなっているようだ。

シーバスもゲット

最後はひと流しだけ揖斐長良川河口でシーバスを狙ってみる。水深は7m前後の常夜灯周りの中層でシーバスの反応を発見。私は6cmのシンキングミノー。宮地さんはバイブレーションで狙う。

50cmシーバスゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)

ミノーで反応はないもの、宮地さんは50cmオーバーのシーバスをキャッチ。私もバイブレーションにチェンジ。バーチカル気味に狙うと、ピックアップ寸前にシーバスのチェイスが見えた。

すかさず落とし直すとコツッとバイト。アワせると一気に突っ込む。小型かと思ったが、水面でエラ洗いを見せたのはまずまずのサイズだ。キャッチしたのは50cmクラスのシーバス。その後45cmを追加したところで日付が変わり、ストップフィッシングとした。

シーバスキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸田英明)

今回はチヌジギ初挑戦の太田さんが記録更新。クロダイとのビッグファイトを堪能して、年無し全員安打のスペシャルデーとなった。

<週刊つりニュース中部版APC・戸田英明/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年3月14日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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