謙信公祭 出陣行列に向け演武練習 春日中生徒や上教大学生
今月24日に行なわれる「謙信公祭」の「出陣行列」に、ことしも春日中学校の生徒や上越教育大学の学生が参加することになり、演武の練習に励んでいます。
演武に参加するのは、上越市立春日中学校の1年生と3年生の2人と、上越教育大学の学生と院生、10人です。「出陣行列」にはおよそ280人が参加し、甲冑を身に付けて山麓線を練り歩きます。生徒などは春日山交差点で演武を1分間、披露することになっています。
練習は今月から始まり2回目の8日は、越後上越上杉おもてなし武将隊の3人から隊列の組み方や、刀の降り方などを教わりました。
生徒などによる演武は、参加を通じて祭りに関心を持ってもらおうと、7年前、実行委員会の呼びかけで始まりました。「出陣行列」は去年、気温が下がらず熱中症のおそれがあり、初めて中止になったためことしは2年ぶりの開催です。
去年から引き続き参加した春日中学校の生徒は「去年は中止になって努力が水の泡。今年こそ、見た人がすごいと言ってもらえるようなパフォーマンスをしたい」と話していました。
直江兼続役を演じる上越教育大学院生は「大きく刀を振りかざすところをダイナミックに演じたい。全国から見に来る人がいると思うので、謙信公祭をアピールできるように頑張りたい」と意気込んでいました。
練習はあと1回、15日にも行われます。「出陣行列」は24日、午後4時30分から山麓線の春日山交差点などで行われます。
JCVでは出陣行列とこの日の午後6時から行われる「川中島合戦の再現」を生中継します。また地域情報サイト「上越妙高タウン情報」で同時に配信します。迫力ある時代絵巻を、ぜひご覧ください!