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『ロボコップ』のデザインや「AIBO」のコンセプトデザインを手掛けたアーティスト・空山基の回顧展『SORAYAMA 光・透明・反射 -TOKYO-』開催決定

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『SORAYAMA 光・透明・反射 -TOKYO-』

アーティスト・空山基(そらやま はじめ)による過去最大規模の回顧展『SORAYAMA 光・透明・反射 -TOKYO-』が、2026年3月14日から5月31日まで、CREATIVE MUSEUM TOKYO(東京・京橋)にて開催される。

空山基は、人体と機械の美を追求した作品で、国内外で伝説的な存在となっているアーティスト。1978年に初めて発表したロボット表現を源流とし、1983年の同名書籍の刊行を通じてその名を知らしめた「セクシーロボット」シリーズでは、女性の人体美をロボットに取り込んだ表現により、その後のロボットメージ形成に大きな影響を与えた。アメリカの映画『ロボコップ』のデザインのほか、ソニーが開発したエンターテイメントロボット「AIBO(アイボ)」のコンセプトデザイン(1999年)、世界的ロックバンド・エアロスミスの「Just Push Play」のアルバムカバー(2001年)、キム・ジョーンズと手がけたディオール オムとのコラボレーション(2018年)、ミュージシャンのザ・ウイークエンドやF1ドライバーのルイス・ハミルトンとのコラボレーション(2023年)などでも大きな話題となっている。

本展では、空山が1978年にウィスキーの広告のために最初に描いたロボット作品や、恐竜、ユニコーンなど幅広くロボット造形を追求した最新のキャンバス作品、デザインを手がけたAIBOの原画や、エアロスミスのアルバムジャケットとして知られる代表作品に加え、最新の彫刻作品、新作の映像インスタレーションも展示。空山が半世紀にわたり追い求めてきた、光・透明・反射という表現の核を圧倒的なスケールで体感できる極めて貴重な機会。1970年代後半から現在までの代表作を通じて、空山が築き上げてきた芸術的進化と創作の歩みを総観できる、まさに集大成といえる最大規模の回顧展となる。

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