【八千代市】バスケと共にマイ・ウェイ!プロ選手から指導者へ 藤岡麻菜美さん
バスケットボール日本代表として世界を舞台に活躍した藤岡麻菜美さん。昨年からは母校で念願だった指導者の道を歩み始めました。
主力選手として常にチームの勝利に貢献
母校の千葉英和高等学校女子バスケットボールチームでヘッドコーチを務めている藤岡麻菜美さん。
高校時代はキャプテンとして母校を初のインターハイ出場にけん引するなど、学生時代を通して数々の輝かしい記録を残しました。
筑波大学卒業後はJXサンフラワーズに入団。
プロとしても日本代表に入るなど活躍を続けましたが、けがを理由に引退。
当時は精神的にも追いつめられバスケットが嫌いになっていたそうです。
本気でやったからこ学べたこと
その後母校のアシスタントコーチに就任。
そこで見たのが目を輝かせてボールを追う高校生の姿でした。
バスケットボールの楽しさを思い出させてもらった藤岡さんは「もう一度挑戦してみよう」とシャンソンⅤマジックに入団。
出会ったのが李玉慈(り おくじゃ)監督でした。
「チームは家族」と温かく選手に寄り添った名将です。
藤岡さんが「愛を持って接する人になりたい」と思うようになったのは李監督との出会いから。
こうして恩師やチームメイトと関わる中で「バスケットは思いやり」、そして結果はついてくるもので過程こそが大事ということも教えられました。
「本気でやったからこその学びだった」と振り返ります。
女子バスケットの未来に向かって
昨年、選手を引退して母校でヘッドコーチとして指導に専念するようになった藤岡さん。
チームは12月23日から始まる「全国高等学校バスケットボール選手権大会」に千葉県代表として出場を決めました。
「夏に負けてから猛練習した結果です。『負けからどう学ぶか』がバスケ」と笑顔を見せます。
藤岡さんは信頼を築くためにはコミュニケーションが大切と考え、コート外でも話をよく聞き、選手のことを知ろうと努めてきました。
「卒業してからも帰って来られる場所でありたい」。
藤岡さんはそう願い、選手に声をかけ続けているのです。
現在高校生の他に八千代で女子中学生向けにスクールを開講。
女子バスケットの未来に真っすぐ目を向けて進んでいます。
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