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「残り湯洗濯」で逆に衣類が臭くなることも。意外と知らない“NGな洗濯方法”

saita

「残り湯洗濯」で逆に衣類が臭くなることも。意外と知らない“NGな洗濯方法”

入浴後のお湯を捨てずに有効活用できる、「残り湯洗濯」。手軽にできる代表的な節水術としておなじみですが、やり方によっては雑菌が繁殖したり臭いが残ったりする場合があります。ここでは、意外と知らない「NGな残り湯洗濯」についてご紹介します。

NGその1.すすぎに使う

残り湯には、皮脂などの汚れや雑菌が含まれています。そのため、洗いには使えても「すすぎ」への使用は避けた方が無難です。
残り湯ですすぐと、洗ってきれいになった衣類に雑菌がつき、嫌な臭いの原因になります。

NGその2.風呂水清浄剤の残り湯を使う

残り湯に入れると、雑菌の繁殖をおさえてくれる「風呂水清浄剤」。2日目のお湯をきれいにして使いまわせる、節水に便利な商品です。
もちろん洗濯用の水としても再利用できますが、風呂清浄剤を使った水は塩素の臭いがします。残り湯洗濯をすると、衣類にも塩素の臭いが残る場合があるため、気になる方は使用を避けた方が無難です。

NGその3.前日の残り湯を使う

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お風呂の残り湯は、時間とともに雑菌がどんどん繁殖します。そのため、基本的にはその日のうちに使い切ることが大前提。
雑菌が増えることを考えると、前日の残り湯を翌日の洗濯に使うのはあまりおすすめできません。衣類に雑菌が残ってきれいにならないだけでなく、臭いが残る場合もあります。

入浴剤の残り湯にも注意

入浴剤を使っている場合も注意が必要です。使用しても問題のない入浴剤が多い一方で、洗濯洗剤の成分を妨げてしまう入浴剤も一部あります。
残り湯を行う場合は製品の表示を見て、洗濯に使える入浴剤であることを確認しておきましょう。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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