今年も地域活性化イベント「名張EXPO」 21・22日にアスピアで 21社参加
三重県名張市内の企業21社が参加する「名張EXPO2024」が9月21、22の両日、同市南町の名張産業振興センターアスピアで開催される。入場無料。
市や名張商工会議所、百五銀行、ノーベルなどの後援で、昨年に続き2回目。
会期中は「SDGsマーケット」と銘打ち、名産品を最大9割引で販売する。革バッグの丸富商会▼アートフラワーのエミリオ・ロバ▼金属加工の大一精機▼木製品の市原木工所▼金属雑貨の豊岡溶工▼生活グッズのダスキンフミックス。更に食品業界から富永米穀店▼加工食品のイーナバリ▼ワインの国津果實酒醸造所▼はちみつ酵母パンのSiamiel▼クラフトコーラのUプロダクツが参加する。
「ユー」も参加
また、ワークショップも開かれ、ユーがYOU紙面を使った新聞紙で折り紙バック作り▼リクシル名張工場がカラフルタイルでキープレートの制作▼菊水テープがオリジナル粘着テープのカプセルトイ▼富永米穀店が伊賀米食べ比べなどがある。それぞれ先着順で、参加は無料。更にエミリオ・ロバがボックスフラワー(参加費1000円)とフォトフレーム(同500円)の制作、丸富商会が革雑貨(同1000円)の製作体験を行う。
イベントホールでは、21日午後2時から、名張高校ファッション専攻の生徒とエミリオ・ロバとのコラボレーションによるファッションショー、22日午後2時から、同市桔梗が丘にあるダンススタジオによるダンスショーがあり、約30分間、会場を盛り上げる。
屋外スペースでの「FOODマルシェ」では、「赤目プリン」、「古民家カフェこのは」の弁当、「マウンテン」のベビーカステラの販売の他、市外から阪神阪急百貨店の人気スイーツの移動販売車も参加する。
昨年に続いて参加する丸富商会の前野剛さんは「環境に配慮した材料や加工法でできたオリジナルのバッグを特別価格で販売するのでご期待を」と話す。今回初参加するイーナバリの北道香代子さんは「本来なら捨てられるような野菜や果物などの農産物を使って加工品に仕上げており、SDGsに貢献している。今回はオリジナル商品の『タケノコ&トマト入り名張カレー』などを販売するので、手に取って」と話す。
イベント事務局のエミリオ・ロバの奥田知久さんは「名張には数多くのものづくり企業があり、イベントを通じて、地域振興に貢献したい。また若い方にも、名張発の商品の良さを再発見して頂き、地元愛を育む機会になれば」と来場を呼び掛けている。
時間は21日が午前10時から午後6時、22日が午前10時から午後5時。
問い合わせは主催のエミリオ・ロバ(0595・28・4273)、または奥田さんの電子メール(t_okuda@emilio-robba.com)へ。