【HARAPEKO Kitchen】季節ごとに変わる個性派ランチが人気!住宅街にひっそりと佇むデリカフェ/富士市
「かわいい」がコンセプト!2017年、富士市久沢にオープン
富士市久沢の住宅街にひっそりと佇むデリカフェ「HARAPEKO Kitchen」。老若男女に愛される「かわいい」をコンセプトに、地元の旬の野菜を使用したプレートランチをはじめ、スパゲティやグラタン、パンケーキ、夏にはかき氷など、かわいらしくも独創的で、彩り豊かなメニューが人気のお店です。
店主の菊池紀元さんは長年、東京の飲食店に勤務。和洋さまざまなジャンルで経験を積む中で、とあるステーキハウスで一緒に働いていた奥様の真由美さんと約17年前に富士市へ引っ越しました。
そこからさらに数年経った2017年、現在の自宅がある富士市久沢の住宅街で、念願の店をオープン!自分の店を開くことは、紀元さんの子供の頃からの夢だったそうです。
夫婦のこだわりが詰まった雑貨が溢れる店内
自宅を兼ねたお店は、親しい友人の家に招かれたような、アットホームな雰囲気が漂っています。
店内の至る所にキャラクターものをはじめ、ユニークな雑貨がズラリ。夫婦で近場の雑貨屋さんを巡って調達しているそうです。
お客さんは、少し年配の上品なマダムやお孫さんを連れた人が多いとのこと。絵本コーナーもあるので、小さな子供を連れていても来店しやすそう!友人とランチに訪れたマダムが、次は孫を連れて来たいな♡とワクワクする姿を想像してしまいます。
季節の移ろいを楽しめる看板メニュー「はらぺこプレート」
看板メニュー「はらぺこプレート」は14種類の惣菜にデザート、ドリンクがセットになって税込み1700円。内容は2カ月ごと変わり、季節のイベントやその時々で流行っているレシピを取り入れています。
取材した2月は、1〜2月バージョンでした。うなぎ茶碗蒸し、黒豆、菜の花と刻み梅のお浸し、富士山型に盛られたごはんなどなど、縁起の良い春の訪れを感じる、おせち料理のようなラインナップ!
食材は、地元のファーマーズマーケットで仕入れた地場産にこだわっています。プラモデル作りが趣味という紀元さんの手先の器用さが光る、繊細で美しい料理です。
個性的な器にも注目!レアものも
料理やインテリアのほか、器選びにもこだわっています。特に人気なのは「アイスカフェオレ」(税込み400円)に使用される、この牛さんのコップ。なかなか手に入らないレアものだそうで、これを目当てに来店する人もいるそうです。
ちなみにホットのカフェオレは、雪だるまのコップで提供されます。冷めないように、飲み口にはゴム製の帽子がついていて、これまたかわいい〜!
味はもちろん、見た目も楽しめる色鮮やかな料理や器、キュートな雑貨が並ぶインテリアまで、空間をまるごと楽しめるデリカフェ「HARAPEKO Kitchen」。季節ごとに入れ替わるプレートランチをはじめ、行くたびに新鮮な気持ちで楽しめそうですね。一部のメニューは、隣りにあるスーパー銭湯「サウナ鷹の湯」でも販売しています。
車で10分ほどの場所には、桜と菜の花、潤井川、そして富士山を同時に望める絶景で知られる名所「龍厳淵」もあるので、春にはお花見もセットで立ち寄ってみるのもおすすめです!
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■HARAPEKO Kitchen(ハラペコ キッチン)
住所:富士市久沢766-30
電話:0545-71-4213
営業時間:11:00〜15:00/18:00〜21:00(ディナーは3日前までに要予約)
定休日:日、月曜日
Instagram:@kitchen_harapeko
(文・アットエス編集部 花島瑞希)