「もっと野球ができる場を」 三興が野球大会を初開催
「第一回三興杯争奪親善軟式野球大会」の決勝トーナメントが10月6日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかで開かれ、予選を勝ち抜いた市内外の社会人野球4チームが熱闘を繰り広げた。
水廻りのリフォームなどを手がける(株)三興(平塚市平塚)が平塚市野球協会と協力して初めて開催された同大会。過去に県選抜チームの監督などを務めた同社・吉川正行会長の「もっと若者の野球ができる場を」という想いが込められている。
当日はホームランが4発も飛び交う乱打戦。KNG(平塚)との決勝では、小餘綾(こゆるぎ)倶楽部(大磯)の小栗楓馬選手が2試合連続の本塁打を放ちチームの優勝を決定付けた。
優秀選手賞に選ばれた小栗選手には同社から空気清浄機が、敢闘選手賞の田辺裕太選手(KNG)にはディナー食事券が贈られた。吉川会長は「昔野球をやっていた身として、血がたぎる名試合ばかりだった」と選手たちを労った。