モヒカンをセットしたくない日のために。「BRUNEL」のSBバケットハット
欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「来週から取材でアメリカ・テネシーのジャックダニエルの蒸留所に行ってきます! 昔一度行ったことがあるんですが、音楽に溢れた素敵な街。今から楽しみ!」と語る革ジャンの伝道師・モヒカン小川がお届け!
「BRUNEL」のSBバケットハット
モヒカンにして、もうかれこれ20年近くになるだろうか。前身のエイ出版社に入社当時はスキンヘッドだったのだが、ムックの編集で忙しく髪が伸び、ちょうど正月休みだったので金髪にし、その勢いでモヒカンにしてみた。正月休み明け、モヒカンで出社するのはちょっと怖かった。いい歳して、髪型で文句言われたくないもんね。
たまたま会社の入口で役員のNさんに出会い、緊張が走った。Nさんは、膝スリライダーなら誰もが知るレジェンド。怒られるかな……と思っていたら、Nさんが近づいて来て「似合ってるな! モヒカンにしたいという奴はいっぱいいたけど、本当にしたのはお前が初めてだ!」と褒められた。嬉しかったな。まぁこんな個性的な上司がいっぱいいたからエイ出版社が潰れたのかも知れないが(笑)、当時の俺は嬉しかった。
あれから20年。普段はギャツビーでモヒカンを立たせているが、正月休みやGWは、ちょっと油断して、モヒカンを甘やかしている。ニットキャップを被ることもあるが、俺はライトニングのレザー担当なので、この度、レザーのバケットハットをゲットした。それがこちら。
A‒2にもライダースにも似合う佇まいがたまらないでしょ? 俺は長渕アニキの『とんぼ』を観て育ったので、目が見えないくらい目深に被るのが好み。この特大号が終わったら、こいつを被って温泉でもふらりと行こうかな。バケットハットは、旅気分も高めてくれるはず。
レザーブランド「KLOOTCH」を展開する代表の藤田さんが手掛けるハットブランド「BRUNEL」。モヒカン小川がゲットしたのは、セーラーハットに近いようなシルエットの下りブリムのバケットハット。表にはタンニン鞣しの馬革を採用しており、使い込むほどにエイジングが期待できる。レザースタイルにはもちろん、どんなアメリカンカジュアルのスタイルにもマッチする汎用性の高さが魅力だ。3万1350円(BRUNEL)
代表の藤田さんが丁寧に作り上げるBRUNELのハット。近々モヒカン小川×BRUNELのキャスケットをリリース予定。お楽しみ!
今回小川が選んだのはホースハイドのモデルだが、BRUNELではシープスキンやカウハイド、ゴートスキンやディアスエードも選べる。
下りブリムで個性的なスタイリングのBRUNELのSBバケットハット。浅く被るのもアリだし、小川の場合は長渕アニキの影響で深く被るのがお約束。