『鈴廣かまぼこ』が運営する食べ放題「えれんなごっそ」へ行ってみた → 絶品料理&新感覚かまぼこの数々にノックアウト寸前!
言わずと知れた『鈴廣かまぼこ』。驚くことにその創業は慶応元年とのこと。つまり今から160年も前から、美味しい かまぼこを作り続けているのだ。凄すぎ……。
さて、そんな歴史ある鈴廣。本社がある神奈川県小田原市にて、ビュッフェ形式のレストランを運営しているらしい。
ということは……そこへ行けば、美味しい かまぼこが存分に楽しめるってことか!? さっそく確かめなくては。
【写真】ドリンクバーは「箱根百年水」という名水が使われている
・80分制 2420円
お目当てのお店は、鈴廣が運営を行う食のテーマパーク『かまぼこの里』の敷地内にある……
『えれんなごっそ』という名のビュッフェレストランだ。
こちら平日は税込み2420円、休日は税込2750円で利用することができる。
開放的で明るい店内は、雰囲気がよくて気持ちがイイ。
席に着くと店員さんが、システムを説明してくれた。
時間は80分制。地産のクラフトビールもオススメだが、別途料金が発生するとのことだった。
・では、食べ放題開始!
まず目に入ったのは……やはり『かまぼこ』。
紅白かまぼこ&揚げかまが数点用意されているのかと思いきや、かなりの種類がラインナップされていて驚いた。
どれも美味しそうだったので、とりあえず全種類を確保。
手始めに、紅白かまぼこから食べてみよう。
プリプリの歯ごたえと、抜群の風味。う~んまい。かまぼこって改めて食べると、その美味しさに感動するなぁ。
そのままでも充分美味しかったのだが、オリーブオイルを合わせるとこれまた印象が変わって最高。
フォカッチャ&オリーブかまぼこのマリアージュは絶品であった。
それから「かまぼこピンチョス」というお洒落なメニューも激ウマ。
かまぼこの強い旨味が具材と物凄く合う。これは、ビールと共に頂いたら最高なのだろうなぁ(たぶん)。先ほど店員さんがクラフトビールを勧めてきた理由がよく分かった。
で、個人的に度肝を抜かれたのがこちらの「四角いかまぼこ」。
食べてビックリ。クリームチーズ&イチジクの甘い味がする。かまぼこの風味も感じる。でも、すべてが完璧に調和している。こんな攻め方もできるのかよ……すごっ。
あと「すり身プリン」なるメニューも発見。
ほわほわとした食感で実に美味。
何だか、結婚式の披露宴で提供される料理みたいな高級感ある味わいで最高だった。
・まだまだ終わりじゃない!
かまぼこしか食べてないのに物凄い充実感。でも、店内奥には『キッチンスタジオ』と書かれた何やら凄そうなスペースがある。そちらも行ってみよう。
ほぉ~。こちらのスペースには各種メインとなる料理が並んでいるのか。
オープンキッチンで作られた料理をその場で提供してくれるのが最高だ。
バターカレーや、桜えびの炊き込みご飯も用意されている。
で、どれもめちゃくちゃ美味しかったのだが……個人的には「国産鶏モモ肉のバルサミコ煮込み」が特にお気に入りで、何回もおかわりしてしまった。
あと、注文してから仕上げてくれる「旬野菜とホタルイカのパスタ」も絶品であった。
・そういえば……
席に着いた時に、店員さんから「チケット」をもらっていたことを思い出した。
こちら、キッチンスタジオに持って行くと1人1皿限定で「スペシャルな料理」と交換してくれるとのこと。
すでに大満足なのに……まだまだ楽しませてくれるとは驚きだ。来てよかった。
で、提供された料理がこちら『アトランティックサーモンのマリネ ~ディル風味~』
脂の乗った分厚いサーモンは間違いない美味さ。なお、スペシャル料理は日によって変わるとのことなので、お見知りおきを。
さぁ、お腹もいっぱいなので締めのデザートと行きますか。
シュークリームやシフォンケーキなど、どれも高クオリティーで美味しかった。が……イチバン印象に残ったのが、
まさかの「伊達巻」に生クリームを乗せただけ! というコチラのスイーツ。
ヤリやがった(笑)
と思ったのだが、食べてみるとこれが不思議とアリ! この場所ならではのスイーツだと感じたので、ぜひ召し上がって欲しい。
・鈴廣ならではの食べ放題
出来立てアツアツの料理と、「えれんなごっそ」だからこそ味わえる 絶品かまぼこ の数々。お腹パンパン大満足! 個人的には、足を運んでよかったと感じたビュッフェレストランであった。
食事はもちろん、かまぼこをお供にクラフトビールを嗜むのも最高であろう。気になった方はぜひ足を運んでみてほしい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 えれんなごっそ
住所 神奈川県小田原市風祭50
時間 平日11:00~16:00、土日祝9:30~17:00
参考リンク:えれんなごっそ
執筆:イナバタクヤ
Photo:RocketNews24