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スポーツ支援で地域をつなぐ『C Nexsus』の社会貢献戦略|ブレス浜松応援インタビュー vol.5

Sports

静岡県内や関東を中心に事業を展開する『C Nexsus株式会社(以下、C Nexsus)』は、地域密着型の活動を重視し、地元浜松で活動する女子バレーボールチーム『ブレス浜松』のオフィシャルパートナーを務めています。
今季から形が変わった女子バレーボールリーグで、今季はVリーグに所属し来季以降のSVリーグ参入を目指すチームを支えることの意義とは?

今回のインタビューでは、C Nexsusがブレス浜松を支援する背景や、地域との連携によってどのような成果を生み出しているのかについて、C Nexsus株式会社 取締役会長の小澤清さん(以下、小澤)に詳しくお話を伺いました。

新たなスタートともにスポーツ支援と歩む道

ーーまずは『C Nexsus』の事業内容を簡単にご紹介いただけますでしょうか。

小澤)私たちは建設業に携わっており、主に物流施設や大型店舗の屋根外壁工事の施工を行っています。静岡県内を中心に関東方面でも仕事をしています。2023年7月1日に、これまでの小澤建材や関東創建との統合を経て、新たに『C Nexsus』という社名でスタートしました。

ーー静岡県を拠点にしつつ関東方面にも展開している『C Nexsus』さん。建設業界は変化の激しい分野ですが、新たな社名で再スタートされた背景にはどのような狙いがあったのでしょうか?

小澤)2社が統合して新たにスタートを切り、今後の企業の成長と発展を見据えた際に“新たなブランド価値を創出したい”という想いがありました。他社との協力関係も強化しながら、地域に密着した事業展開をより一層進めたいと考えています。

ーー社名変更がもたらした効果などはありますか?

小澤)お客様や取引先の皆さまから「新しいスタートだね」と声をかけていただくことが増えました。内部的にも社員の士気が高まるきっかけになったと思います。さらに、これを機に新しいプロジェクトにも着手しやすくなり、社員一同が次なる挑戦への意欲を持てるようになりました。

ーー小澤さんは地域密着を大切にされていると伺いました。具体的にどのような活動を行っているのでしょうか?

小澤)事業においても地元企業との連携を大切にしていますし、地元のプロスポーツへの協賛も積極的に行っています。また、地元の若手育成を目的としたインターンシップ制度も導入し、未来の建設業界を担う人材の育成にも力を入れています。

スポーツを支援することを宣伝広告と位置づける意味

ーースポーツ支援にも積極的に取り組まれていると伺いました。2024年8月にはブレス浜松とのパートナーシップを締結されましたが、その経緯を教えていただけますか?

小澤)もともとスポーツが好きで、プロ卓球Tリーグチーム『静岡ジェード』の支援もさせていただいておりました。そのタイミングでバレーボールにも興味を持ち、ブレス浜松さんの熱心な構想を聞いて「これはぜひ応援しよう」と思ったのがきっかけです。

ーーブレス浜松の熱い想いに心動かされたのですね。

小澤)そうですね。支援を始めた当初よりも、スポンサーになってから改めて地元浜松で活動するチームが挑戦する姿勢にも共感するようになりました。彼らのビジョンや地域密着型の取り組みに触れることで、私たちも地域に対してもっと貢献したいという想いが強まっています。

ーーCMや新聞広告などとは異なり、スポーツ支援を選ばれた背景にはどのような考えがあったのでしょうか?

小澤)たしかに、そうした一般的な広告手段もあります。しかし、私たちは「どうせお金を使うなら、地域や人々に直接還元できる形にしたい」と考えました。スポーツ支援はただの宣伝ではなく、地域社会の活性化や若者の育成といった形で広がりを持つ投資だと思っています。また、スポーツは人々に感動や勇気を与える力があるので、その力を借りて私たちのメッセージを伝えることができると感じています。地域社会の一員として価値を生み出す方法を模索してきた中で、スポーツ支援はそうした私たちの想いと非常にマッチしていると感じますね。

ーーそれは非常に深い意義がありますね。広告宣伝に求める価値を超えた部分を感じます。

「挑戦」というキーワードへの共感

ーーブレス浜松の「挑戦」する姿勢は、C Nexsusさんの企業理念とも通じる部分がありそうですね。

小澤)まさにそうです。挑戦という姿勢は年齢に関係なく大切だと思います。結果はあとからついてくるものだと思っていますし、私はその“挑戦する姿勢”を応援したくなるんです。

ーーブレス浜松の挑戦姿勢に共感された具体的なエピソードなどはありますか?

小澤)まだまだ若いチームですが、オリンピック選手の輩出を目指すという大きな夢を持っています。そのような高い目標に向かって挑戦する姿に非常に感銘を受けました。

ーー「挑戦」というキーワードはC Nexsusさんの事業活動にどのように反映されていますか?

小澤)建設業界も常に新しい技術や手法が求められる分野です。私たちも新しい材料や工法に挑戦することで、お客様により良いサービスを提供できるよう努めています。また、持続可能な建築への取り組みなど、未来を見据えた挑戦にも積極的に取り組んでいます。

ーーC Nexsusさんの取り組みとブレス浜松の挑戦が共鳴しているわけですね。

小澤)そうですね。私たちもブレス浜松さんから刺激を受けることが多いです。

夢を持てる環境の整備

ーー地元の子どもたちとの交流も大切にされていると伺いました。

小澤)会社がある森町でバレーボール教室を開催しました。ブレス浜松の選手4名が来てくれて、地元の子どもたちにプロのプレーを見せたり指導したりしてくれました。

ーーそのような活動は、地域全体の活性化にもつながりそうですね。

小澤)プロ選手が地域で活動することで、子どもたちが憧れる存在になりますし、町全体が元気になりますよね。今後もバレーボール教室の継続はもちろん、地域のスポーツイベントへの参加も積極的に検討しています。選手たちの存在が地域の子どもたちに良い刺激を与えることを期待しています。

バレーボール教室で、子どもたちは本当に目を輝かせていました。やはり、プロの選手が目の前で指導してくれるというのは特別な経験です。なかには「将来プロを目指したい」と言ってくれる子もいて、とても感動しました。

このように、子どもたちが夢を持てる環境を提供することは、大人の責任でもあると思っています。

社内へのポジティブな影響とその先の未来

ーーブレス浜松とのパートナーシップが社内にも何か良い影響を与えていますか?

小澤)チームが勝つと「うちも応援しているんだ」という話題が出て、社員の士気が上がります。スポーツ好きな社員も多いので、共通の話題によって社内のコミュニケーションが活性化する場面も増えたと思います。今後は社員全員での試合観戦など、一体感をさらに高める機会も作りたいと考えています。

ーー社員のモチベーションアップにスポーツ支援が寄与しているということですね。

小澤)その通りです。スポーツ選手たちの“目標に向かって努力する姿”を見ることで、社員も刺激を受けます。

ーー今後ブレス浜松に期待することや、C Nexsusとしてどのように関わっていきたいとお考えですか?

小澤)まずはチームがより強くなってもらうことが大切です。地域の有望な選手を発掘するための協力や、資金的なサポートも視野に入れています。若い選手たちが成長できる環境を整えることで、ブレス浜松がさらに強くなれるようにしたいですね。

また、バレーボール教室やボランティア活動を通じて、地域社会にもさらに貢献したいですね。例えば、地域の清掃活動や施設訪問など、選手たちと一緒に社会貢献活動を行うことも考えています。地元に密着した活動を通じて、地域全体が元気になることを目指したいです。

ーー地域全体でスポーツ文化が根付くような取り組みも期待できますね。

小澤)ブレス浜松が地域のシンボルとなり、地域の人々にとって誇りとなる存在になればうれしいです。スポーツが人々をつなぎ、新しい価値を生み出す原動力になると信じています。

ーーありがとうございました!

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