日本遺産認定の和船を探る講演会「和船の歴史 播磨灘を行き交った船」 姫路市
日本城郭研究センター(姫路市)で、第6回城郭市民セミナー「和船の歴史 播磨灘を行き交った船」が11月16日に開催されます。現在参加者を募集中。
神戸大学海事博物館の特別専門員・溝下和裕さんが講師となり、日本の木造船の歴史をたどりつつ、姫路を望む播磨灘を就航していたことで知られる和船(北前船・弁財船など)について、船の構造や船内での乗り組み員の生活などをわかりやすく紹介。
講師の溝下さんは神戸商船大学(現・神戸大学海事科学部)出身で、株式会社船舶研究所で船の設計を行いながら、同大学の非常勤講師も務めた経歴の持ち主。遠洋航海の経験もあり趣味はヨットの溝下さんから実体験に基づいた貴重なお話を聞くことができます。
担当者は「日本遺産になったことをきっかけに北前船への注目が高まっていますが、私たちにとって木造船自体身近なものではありません。北前船のような和船がどのようにして海を渡ることができたのか知らない方も多いと思います。そこで今回、日本の和船について基本的なことから知っていただきたいと思い、イベントを企画しました」とコメントしています。
<記者のひとこと>
北前船の寄港地は栄えていたのだろうと思います。日本遺産に認定された和船について学べる貴重な講演会です。
開催日
2024年11月16日(土)
場所
日本城郭研究センター 2階大会議室
(姫路市本町68-258)
時間
13:30〜15:00
定員
180名(応募者多数の場合は抽選)