伝統×体験の秋まつり「広島江戸祭り2025」 今年は神輿行列と同時開催
広島駅北側の徒歩圏内にある神社・広島東照宮を会場にして2025年11月9日(日)、「広島江戸祭り2025」が開催されます。
今回で5回目を迎える広島江戸祭り。かつて藩政期に城下町として栄えた広島において、江戸時代から現代へと文化をつなぐことをテーマに掲げ、和の体験・演舞・神輿行列など多彩なプログラムが来場者を迎えます。
イベント当日は、エキキタエリアで同時開催される賑やかな「広島神輿行列」が見どころとなります。広島市指定重要文化財の大神輿をはじめ、麒麟獅子舞、長槍隊、鉄砲隊、花車などを含め、総勢約300名による一大パレードが街を練り歩き、江戸期の祭りの熱気を鮮やかに再現します。
広島東照宮の会場では、「江戸ステージ」の伝統芸能と創作が融合します。和歌や漢詩を詠い舞う剣詩舞の演目、和楽器ユニット「メジロオシ」による三味線・和太鼓・篠笛が織り交ぜるライブ演奏、さらに古武道演武として、槍術「尾張貫流」や柔術「不遷流」といった貴重な武芸披露も予定されています。
会場でしか味わえない和の響きと気迫が体感できる機会です。
体験型のブースも充実しており、豆皿や小鉢を手びねりで作る陶芸体験や津軽三味線体験など、小さな子どもから大人まで楽しめる内容が揃っています。
古武道体験コーナーでは槍や剣、鎖鎌・八重鎌・十手などを用いた武術体験も用意されます。
出店ブースには、お祭り定番のスーパーボールすくい、何が当たるかドキドキの「千本釣り」、さらにフェイスペイントなど縁日スタイルの出店が並び、お祭りらしい楽しさが詰まっています。
広島の歴史と文化を活き活きと感じられる広島江戸祭り2025。
伝統と創造が交差する一日として、家族連れやカップル、友人同士、シニア層まで幅広い来場者におすすめのイベントです。