見た目はキレイな「カーテン」から“ごっそり真っ黒な汚水”…。真っ白によみがえらせる洗濯ワザ
洗濯研究家の平島 利恵です。カーテンは、見た目以上に汚れが溜まっているのをご存知ですか? 一見綺麗に見えるカーテンも、つけ置き洗いをすると、汚れがごっそり浮き出てくるんです。カーテンは洗濯機で簡単に洗うことができるので、この汚れを見てギョッとした方は、是非洗濯をしてみてくださいね!
【カーテンの真実】綺麗に見えても汚れは蓄積している
風の通り道となるカーテンには、ホコリや砂、この季節は花粉も付着します。毎日の開閉でつく手垢、料理のニオイなども染みこむため、気づかぬ間に汚れが蓄積しているんです。
カーテンの蓄積汚れをリセット
今回は、スタッフの実家で3年間物置にしまっていたカーテンをつけ置き洗いしました。すると、一見綺麗に見えるカーテンから、大量の汚水が……!
特に白いレースカーテンが輝きを取り戻しました。
もっと詳しく見たい方は動画で!
洗濯機で簡単!カーテンの洗い方
お洗濯前にチェック!
必ず洗濯表示を確認しましょう。
洗濯機に入らない大きさのカーテンは、コインランドリーを活用しましょう。
カーテンの洗い方
1.浴槽または縦型洗濯機の洗濯槽に40℃ほどのお湯を張り、アルカリ性粉洗剤をよく溶かします。
2.カーテンをレールから外し、蛇腹に折り、洗濯ネットに入れます。
大きめに畳み、カーテンと同じサイズの大型ネットに入れるとシワを予防できます。
水を吸ったカーテンは重く、扱いづらくなるため、つけ置き前に洗濯ネットに入れておく方が楽です。
3.30分~1時間ほどつけ置き洗いします。
4.洗濯機のデリケートコースで洗います。
5.よく乾かします。
レースカーテンなど軽いものはカーテンレールに干し、重たいカーテンは、レールを傷める恐れがあるため、物干竿などで乾かしましょう。
花粉シーズンのカーテンお手入れのポイント
春先のこの時期はカーテンにも花粉が付着します。
この時期は、柔軟剤を使用して静電気を防ぐことで、カーテンへの花粉の付着を抑えられます。
カーテンの洗濯頻度は?
花粉シーズンが終わったあと、カーテンを洗濯をするのがおすすめです。カーテンは洗濯機で簡単に洗えるので、できれば季節ごと、難しい場合は花粉シーズン後と、冬に2度は洗濯しましょう。
カーテンは、洗ってみると意外と汚れているものです。
洗濯後は、お部屋が明るくなったように感じられますよ。ぜひ試してみてください!
平島利恵/洗濯研究家