「節約上手な人」がまとめ買いすることで“減らせたこと”【5人家族・月の食費2万円台の達人に学ぶ】
食費節約の王道とも言える「まとめ買い」。やり方しだいでは、食費だけでなく家事の負担もぐんと減らせます。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが、「まとめ買い」することで“減ったこと”をご紹介します。
食費が減った
人によって向き不向きはありますが、わたしはまとめ買いで食費を削減できました。
1円でも安い食材を求めてスーパーをはしごしていたころと比べて、無意識のムダ買いがぐんと減ったんです。
もともとは「1個ならいいか」とお菓子を買ったり、子どもたちにねだられてゼリーやプリンを買ったりすることもしばしば。1店舗でまとめて買うスタイルに変えてからは、こういった余計な買い物がほぼなくなりました。
1週間分まとめて買うとスーパーへ行く回数が減る分、誘惑に負けずに予算をキープできますよ。
買い物にかける時間が減った
週1回のまとめ買いを始めてから、「買い出ししなきゃ」と口にする回数が確実に減っています。食材をまとめてどっさり買うので、スーパーへ行く手間が削減できるんです。
共働きでも毎日自炊を続けられているのは、買い物にかける時間が極端に少ないおかげ。「買い出し」という家事がない分、忙しくても夕食づくりの時間を確保できています。
家事の労力が減った
どっさり食材を買い込むと、1週間分の献立をまとめて考えられるメリットも。
その結果、毎日「今日のごはん何にしよう……」と悩む時間もほぼなくなりました。買ってきた材料を見て、ざっくりと1週間分の予定を決めておけば、毎日のメニューにいちいち悩まずに済みます。
まとめ買いは、買い出しと献立決めという2つの「見えない家事」を減らせるので、夕方の余裕が全然違う。家事が減った分、時間に少しゆとりが持てるようになった気がします。
食費と家事負担は軽減できる
育児・仕事・家事をしながら、節約と自炊を続けるのは簡単なことではありません。
しかし、くふうしだいで負担は軽くできます。わたしは、「買い出しは毎日行かなくていい」「特売・底値を狙わなくていい」と割り切ってまとめ買いに変えてから、買い出しにかける時間だけでなくムダ買いも減らせました。
なかなか自炊が続けられない方や食費が減らない方は、買い出しの頻度を変えることから始めてみてはいかがでしょうか?
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費(月2万円台)はお米代・お菓子代別です。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア