【相模原市】杉岡会頭再任 5期目に 相模原商工会議所
相模原商工会議所の臨時議員総会が10月31日に市立産業会館で開催され、杉岡芳樹会頭(75歳・相模ガス(株)代表取締役)が再任した。杉岡氏は2013年に会頭に選出され今回で5期目となる。任期は25年11月1日から28年10月31日まで。
「進化」掲げる
所信表明では「コロナを経て培った経験を土台にDX、組織改革を進めながら、商工会館再整備を含めた『進化する商工会議所』を目指す」などと決意を語った。
同会議所では会頭推薦の委員会を立ち上げ協議を重ねてきた。3人の候補に絞り、委員会はそれぞれから提出された運営に関する考え方、今後のビジョンなどから判断し、杉岡氏を推薦した。臨時議員総会で異論はなく、杉岡氏が選任された。
あいさつに立った杉岡氏はこれまで重点をおいてきたことについて、企業の成長支援、行政との連携によるまちづくり・交流拠点化、商工会議所自体の組織力強化の3点を挙げた。また、この間の最も大きな出来事として新型コロナウイルスの感染が拡大し経済活動が止まる中、「職員が1万件を超える相談対応を行い、地域事業者を支えたこと」と述べた。
地域経済の発展と信頼向上に全力
一方、今後について7つの重点方針を掲げ中期行動計画の策定、商工会館の再整備、DXの推進などに取り組むとし、「社会が変化する中、商工会議所も変わり続けなければならない。会員・関係者と協力しながら、地域経済の発展と組織の信頼向上に全力を尽くす」と語った。
なお、杉岡会頭を支える副会頭には秋森三男氏((株)秋森鉄筋)、原幹朗氏(北辰企業(株))、㝡住悦子氏((株)広和産業)、唐橋和男氏((株)サーティーフォー)、入江功氏((株)入江建設)が選任された。専務理事は長谷川伸氏が再任した。