第60回神奈川県看護賞 開成町の田中さんら10人
神奈川県は5月7日、「第60回神奈川県看護賞」の受賞者を発表し、開成町こども課の保健師、田中美津子さんら10人が選ばれた。
同賞は県内で保健師、助産師、看護師等として働き、顕著な業績を上げている人を表彰するとともに、県民の看護に対する理解を深めることなどを目的に1966年に始まっている。
今年の受賞者の内訳は保健師2人、助産師1人、看護師7人。田中さんは地域で健康増進のために各種保健事業に取り組むほか、教育委員会や児童福祉分野での経験を生かし、役場内のこどもに関するデータを連携。こどもや家庭のリスクの早期発見と、支援体制の整備を進めたことなどが受賞事由となった。