「光熱費が高い人」がキッチンで無意識にやりがちな“3つのNG行為”「もうやめます」「見直そう」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。寒さが厳しい季節は、電気代が悩みの種。小さなことでもチリが積もって、光熱費がかさむ原因になりかねません。ここでは、光熱費が上昇しやすい“キッチン”でやりがちな「NG行為」をご紹介します。
NGその1.電気ポットを長時間保温する(炊飯器のごはんも)
すぐにお湯を使える電気ポットですが、保温時間が長すぎるのはNGです。2時間以上お湯を使わないのであれば、電源を切るまたは低温にして再沸騰する方が節電になります。
頻繁にお湯を必要としないのであれば、使う分だけ沸かせる電気ケトルをを使うのもおすすめです。
電気ポットだけでなく、炊飯器の保温も電気代がかさむうえに、ごはんの風味や食感が落ちるため避けてください。
NGその2.給湯器の電源をつけっぱなしにする
冷たい水で家事をするのは辛いもの。お風呂に入るにも、給湯器は必要不可欠です。給湯器は電源をつけっぱなしにしても、水を出さない限りガス代はかかりません。
しかし、電気代は話が別。電源をつけている間も待機電力がかかります。
この待機電力は年間でも数百円ほどなので、それほど問題ではないのですが、つねにお湯が使える状態にしておくのは考えもの。
お湯を使うのがあたり前になってしまうと、ムダにお湯を消費する習慣がつきやすいです。使用量が増えれば、当然ガス代や水道代は上昇します。お湯の乱用を防ぐためにも、給湯器の電源はこまめに消すクセをつけましょう。
NGその3.冷蔵庫の設定をそのままにする
冷蔵庫の設定温度、そのままにしていませんか? 設定温度は冷たいほど消費電力が増えるので、季節に応じて適切な温度に調整しましょう。
夏の間は「強」にしていても、寒い冬は「中」または「弱」で十分です。
合わせて、冷蔵庫の中にものを詰め込み過ぎないよう意識することも大切。余計なものは入れず、適度にすき間をあけて収納してください。
ちょっとした行動が節電になる
1年の中でも、特に電気代がかさみやすい冬。日々のちょっとしたことで、家計に与える光熱費の負担を軽減できます。
節電は継続することが重要なので、まずは気軽にできそうなことから取り組んでみましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア