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はじめて『久世福商店』の福袋をオンラインで購入してみた結果 → 来年は店舗で買おうかな / 福袋2025

ロケットニュース24

各地で続々と福袋の販売と購入、開封がはじまっている。年々購入倍率が上がり、昔は簡単に手に入っていたものでも、そうはいかなくなっているように感じる。

『久世福商店』もそのひとつで、ここ数年 記者の最寄りの店舗では気合いを入れて向かわなければ買い逃す恐れがあるようになってきた。もうちょっと心穏やかに手に入れたいものだ。

ということで、今年(2025)はオンラインショップにてポチっとしてみることにした。こちらはこちらで、良いところがたくさんあり大満足。しかしながら、やっぱり来年は店先で手に取ろうかなと思ったその訳とは……。

【写真】「久世福商店2025福袋 <梅>」に入っていた商品はこちら

・「久世福商店2025福袋 <梅>」税込3980円

粉末万能だし 40g
大人のしゃけしゃけめんたい 80g
七味なめ茸 信州の老舗「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子入り 130g
いちごミルクの素
あおさ海苔佃煮 145g
万福のひと時 みんなのおかかマヨ 120g
あんバター 125g
しゃぶしゃぶとなべ 鯛塩生姜 110g

──以上だ!! 

・アレがない

こちらの<梅>以外にも、<松(8000円)><竹(5200円)><特選(1万1300円)>と用意されており、いずれもオンラインショップ限定の袋となる。特選のみ、榮太樓總本鋪(えいたろうそうほんぽ)と久世福商店のコラボ商品「2025 福飴」が付いてくる。

あって困るものはひとつもなく、大満足だ。久世福と言えば出汁に力を入れているが、看板商品「風味豊かな万能だし」に粉末タイプ(定価590円)が出ていることを、こちらの福袋を通じて知る。新商品らしい。

さて、ここでふと気が付く。いつも店頭で購入した際に付いてくる “アレ” がないのだ。オンラインショップであればさもありなんだが、手元に届くまで気にしていなかった。

まさかまさか、かなりありがたい存在である「特別値引き券」がないなんて……記者としたことが、うっかりしていた。

慌てて公式サイトを覗くと、店頭で購入時は「万福袋(5000円)」に3000円分、「至福袋(7000円分)」に5000円分付いてくるとのこと。毎年のように、一番お手頃価格の「門福袋(3000円)」には付いていない。

今回購入したオンラインショップ限定の袋も一番お安いものだからかと、そのほかの商品ラインアップを確認してみたが、やはりすべてに券は付かない模様。

並ばずに、また発売日さえ事前にチェックしておけば、比較的すんなり手に入るオンラインショップの久世福商店福袋。しかも正月前に届くので、年末の忙しい時の手助けにもなる。

総合的には店頭より使い勝手が良いように感じるが、しかし値引き券の存在は大きい。オンラインショップで手に入れた袋の内容には何ひとつ不満はないものの、やはり店頭で買う魅力(券)は捨てきれない。

オンライン販売分はすでに終了しているので、今後買う予定の人は迷うことなく店頭へ走ってほしい。そしてその結果もう少し楽に買いたいなとなれば、先に書いたことを参考にしていただければ幸いだ。

・さすが出汁が美味しい

さて、せっかくなので今回手に入れたものを何か1つ食べてみよう。寒いし、自分では買ったことがないし、やっぱりここは『しゃぶしゃぶとなべ 鯛塩生姜』だろう。

こちらは、しゃぶしゃぶと鍋の2つの楽しみ方ができる優れものという。どういうことか説明書きを読むと、はじめは抽出した出汁でしゃぶしゃぶを堪能し、その後に別添えのスープを入れて生姜味の鍋が楽しめる仕様であるようだ。

出汁パックが入っているので、まずはそちらを5分ほど煮出す。部屋中に良い香りが充満し、幸せな気分だ。出汁に力を入れる久世福ならではの商品と言えるだろう。

さっそく出汁に少しの野菜を入れ、鯛や豚肉をしゃぶしゃぶすると、これは良い……! たった5分でこんなにも旨味が抽出されるのかと、改めてびっくりだ。すっきりと、しかし味わい深くて優しい出汁。高級旅館で出てきそうな雰囲気である。

身体に美味しい出汁を染み渡らせたところで、野菜など好きな具材を鍋に入れてスープを注ぐ。ぐつぐつしたところでいただくと、先ほどとはガラリと変わって生姜が効いたしっかり目の味。

これはこれで美味しい……!! 先ほどは上品に肉や魚を一枚一枚じっくり味わうのに向いていたが、それがモリモリ食べたくなる味へと変化した。久世福商店らしさを出しつつ、意外性もあって面白い商品だ。

福袋の醍醐味の1つは、普段通りに生活していては知れなかったであろうものと出会えることだと思っている。その意味で、なんやかんや言ってオンライン福袋はオンライン福袋で楽しませていただいた。

今年(2025)はさて置き来年以降、どちらを取るか。まずは店頭で入手してみてから、その後1年かけてじっくり考えるのもアリだと思うぞ。

参考リンク:久世福商店
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

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