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【新感覚】ワークマンで売っている980円の「つかれどめインソール」を使ってみた

ロケットニュース24

先日、ワークマンは「#ワークマン女子」を「Workman Colors(ワークマンカラーズ)」に改名することを発表した。男性客の集客強化が主な理由で、カラーズ店ではこれまでなかった男性向けのベーシック衣料を拡大し、ユニクロと真っ向勝負するらしい。

それは別にいいとして、うちの近所の「#ワークマン女子」もそのうちカラーズになるのだろう。改名前に買い物でもしておくか……ということで、購入したのは980円の靴の中敷き。商品名は「リゲッタのつかれどめインソール」である!

・ちょっといい中敷き

「つかれどめインソール」は足裏全体を支えてくれる「フルインソール」らしく “疲れどめ効果” が期待できるという。本当に疲れが止められるならどんな手を使ってでも止めたい。パッケージのとおり、見えないところで楽をしたいものだ。

実はワークマンで売っているインソールは優秀なものが多くて、防災用の「セーフティー・インソール(795円)」は爆発的にヒットした。釘などの突起物から足裏を守るインソールで、震災の際には赤十字社が大量購入したことで知られている。

・期待値が上がる

そんなわけで「セーフティー・インソール」より高額な「つかれどめインソール」に期待するのは必然といえば必然。

ちなみに私は「ルーペインソールプラス」なるバージョンの「Lサイズ(26〜27.5cm)」を購入。店頭には様々な種類のつかれどめインソールが並んでいて、サイズを確認したところ22〜28cm(S〜Lサイズ)まで揃っていた。きっと多くの方が利用できるだろう。

・足裏全体で

パッケージ裏の漫画によると、いつもは全体重を “足裏のたった2点” で支えているが、インソールを入れて、土踏まずや指の付け根などの普段使えていない部分に負担を分散することで「めっちゃ楽!」となる……かもしれない。とのこと。

なお、ワークマン公式オンラインストアでの評価も4.0と上々。ただし良い点も悪い点もあって、簡単にまとめると良い点は土踏まずや足裏のくぼみを押し上げられているような感覚が気持ちいいこと。悪い点はクッション性と通気性がないことだそうだ。

見た目はたしかに足裏の凹凸にフィットするような形状である。硬めの素材で型がビシッと決まっているから姿勢矯正の意味もあるのかもしれない。履いたら自然と正しい立ち方になるみたいな。

・使ってみた

とりあえず実験的に普段使っているランニングシューズの中敷きを取り出してみたところ……ランニングシューズ純正のインソールもいい感じのアーチを描いていることが判明。しかもめっちゃ軽い。走りやすさを考えているのだろう。

代わりに「つかれどめインソール」を突っ込んで……

実際に履いてみたところ……

なるほど……

おそらく相性は良くない。クッション性のあるランニングシューズに硬いインソールは不向きだ。ランニングシューズの良さを打ち消している気がする。通気性も純正の方がいいだろう。

また、レビューにあったように「土踏まず」と「足裏のくぼみ(真ん中〜外側にかけて)」が押し上げられる感覚がハンパではない。ランニングシューズはもともと土踏まずをサポートするようにデザインされているのかも。

今度は作業靴に入れて履いてみると……

これはいい。

・革靴や作業靴に合いそう

平らな作業靴の方が足裏にフィットしている感覚が味わえる。革靴や作業靴などと相性が良さそうだ。ハサミでサイズ調整(5mm刻みの目安線がある)をすることでフィット感がアップ。うむ、とてもいいぞ。

実際、作業はいつもより楽だった……気がする。それでも多分このインソールは好き嫌いが分かれると思う。形状ではなく硬さで。購入前に試せるなら試してみてほしい。慣れたらもっと快適になるのだろうか。

とは言っても「あ、面白いかも」と思える履き心地。立ち仕事などをしている方は試してみてはどうだろうか。興味があれば最寄りのワークマンで1度チェックしてみてほしい。

参考リンク:ワークマン「リゲッタルーペインソール」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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