ゼビオHDの通期決算は50億円の特別損失で大幅な減益
「スーパースポーツゼビオ(THE SUPER SPORTS XEBIO)」や「ヴィクトリア(Victoria)」「エルブレス(L-Breath)」などのスポーツ用品専門店を展開するゼビオホールディングス(以下、ゼビオHD)は5月9日、2025年3月期の通期連結決算を発表した。売上高は2506億300万円(前年比3.4%増)、営業利益は70億600万円(同66.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億7100万円(同62.5%減)だった。ゼビオHDは特別損失として50億円を計上し、大幅な減益となった。
ゼビオHDは、2月末時点で887店舗を展開しており、客数は若干減少したものの、客単価は前年から4.3%増となった。部門別では、売上高構成比で32.2%を占めるゴルフは、前年から1.9%減となる売上高807億6600万円、一般競技スポーツ・シューズは同8.7%増と伸長し855億1000万円だった。ウィンタースポーツの売上高は85億3900万円(前年比4.8%増)、スポーツアパレルの売上高は293億8900万円(同3.8%増)、アウトドア・その他の売上高は312億9600万円(同0.7%減)だった。
ゼビオHDの2026年3月期の連結業績予想は、売上高は2643億500万円(前年比5.5%増)、営業利益は72億2300万円(同3.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億7400万円(同0.2%増)としている。