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藤枝MYFCは攻撃の質をいかに高めていくか。ブラウブリッツ秋田戦に向けてアンデルソン、久富良輔、鈴木翔太にインタビュー

アットエス

(左から)アンデルソン、久富良輔、鈴木翔太

藤枝MYFCは2月25日、ホームで迎える3月1日のブラウブリッツ秋田戦に向けて練習を再開。開幕から2戦連続ノーゴールと苦しいスタートとなり、この日はクロスへの入り方を意識したトレーニングを重ねました。

須藤大輔監督は「アタッキングサードへの入り方はできています。足りないのはシュート精度やクロス、ラストパスの質。クロスには最低でも4人がゴール前に勢いをもって入っていきたいです」と迫力のある攻撃を求めます。

秋田は昨季最終戦でも0−1で敗戦。ロングボールを多用した堅守速攻を徹底してくる相手をいかに崩すかが鍵になります。

DF久富良輔「DFもゴールの意識を」

ー今治戦で今季初先発。手応えは。
ディフェンスラインとしては失点しないことが役割の一つなので、数字だけ見ればできた部分はあったと思います。ただ、自分は攻撃的ディフェンダーなので、得点やアシストの数字を意識しています。無得点は反省材料です。

ーオーバーラップで前線に絡む場面もあった。
自分が上がった時にボールホルダーと2人だけの関係性ではなく、3人、4人が絡んだコンビネーションを出したいと思います。ボールホルダーからワンクッション挟んで自分が受けるといったプレーが引いた相手には大事。サイドを崩すだけではなくて、よりPA内に入っていくプレーが必要ですし、シンプルにクロスを上げる場面を作ってもいいと感じています。

ー秋田戦に向けて。
相手は縦に速いですし、クロス精度も高いのでハイボールに対する処理がすごく大事な部分かと思います。得点できないのはFWだけの責任ではなくて、チーム全体のゴール前への運び方というのがあるので、FW陣がより気持ちよくプレーできるようにしていくことが大きな鍵になると思います。

あとは自分が取るんだというメンタリティーをDFも強く持っていきたいと思います。「超・超・超攻撃的」サッカーをやる上では誰でも点を取れるというのが一番の理想形。そこはみんな分かっていると思います。

FWアンデルソン「決めてこそ評価される」

ー2試合続けて途中出場でいい形のシュートもあった。
キャンプからハードワークし、チャンスをもらった時に結果を出せるように意識してきました。いい入りはできていると思いますが、数字を残せていないので、しっかり決めなければいけないと思っています。決めてこそ自分も評価されると思います。

ーチームはシーズン初ゴールが生まれずに苦しんでいる。
もちろん2試合ノーゴールということで、FWに対するプレッシャーはものすごく大きいと思いますし、みんな責任感があると思います。ただ、考えすぎると逆に硬くなって得点が生まれないと思っています。1点取ればどんどん取れると思うので意識していかなければいけないと思います。

ー秋田戦ではどんなプレーを見せたいか。
期待されているのはゴールだと思います。守備が堅いので、今まで以上にやらないと簡単に得点できる相手ではありません。しっかり戦って数字を残したいと思います。

DF鈴木翔太「ギラつきを前面に」

ー今治戦は途中出場から積極的な動きだった。
10人の相手に勝ちにいくという中で入って、固められた守備をどう崩すかと考えましたが、勝ち点3を取れなかったことをしっかり受け止めて次は勝てるようにしたいです。

コンディションはずっといい中で試合に絡めていなかったんですが、いつでもいけるように準備はしていました。チャンスはあったので、結果を残せなかったのは自分の実力不足でした。

ー秋田戦はロングボールの対応など最終ラインに懸かる部分が大きい。
誰が出場してもやるサッカーは変わらないというのがチームの特徴でもありますし、サブ組のモチベーションやコンディションもすごくいい状態です。ギラついて、結果を残すぞというのを前面に出していければいいと思っています。

自分もその立場であるので、気持ちを出しながらチームに勢いを与えられるようにしていきたいと思っています。

ー秋田戦のポイントを。
後ろの選手はエアバトルが多くなると思うので、クロス対応や空中戦で勝って、セカンドボールをを拾って攻撃につなげるというのが役目になります。

ボールを持てる時間は長くなると思うので、相手の4−4−2のブロックをどう崩していくのか全員でイメージを持ちながらやっていきたいと思います。攻撃ではサイドチェンジやDFラインの裏へのボールをどんどん増やしていけばチャンスになると思います。

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