交流戦防御率0.86と復活のソフトバンク有原航平か、防御率“隠れ1位”の日本ハム北山亘基か
交流戦3戦2勝、防御率0.86の有原
交流戦優勝で波に乗るソフトバンクは今日から首位・日本ハムと激突。1日は東京ドーム、2、3日はみずほPayPayドームという変則3連戦だ。
初戦は有原航平が先発する。今季は12試合に登板して4勝5敗、防御率3.44。昨季の最多勝右腕は5月に二軍再調整するなど苦しんだが、交流戦では3戦2勝、防御率0.86と復活ののろしを上げた。
日本ハム戦は5月27日に先発し、8回5安打4失点。伊藤大海に投げ負け、敗戦投手となったものの悪い内容ではなかった。
東京ドームは日本ハム時代から通算9試合に登板して7勝1敗と好相性。3差に迫る首位追撃へ、初戦は絶対に取りたい。
5勝2敗、防御率1.15の北山
一方、日本ハムは北山亘基が先発する。今季は10試合に登板して5勝2敗、防御率1.15。規定投球回にわずかに足りていないが、1日の結果次第でパ・リーグ1位に浮上する。
ソフトバンク戦は2戦2勝、防御率1.29。5月21日は4安打10奪三振1失点の完璧な内容で完投勝利を収めた。前回6月19日の巨人戦も9回1死までノーヒットノーランの快投を見せ、大城卓三に一発を浴びたものの1安打完投勝利。抜群の安定感を誇っている。
交流戦は優勝こそソフトバンクに譲ったものの11勝7敗で2位タイと、しっかり貯金を積み上げた日本ハム。優勝を狙う上でソフトバンクは避けて通れない相手だけに譲れない一戦だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・S.ハワード-ロッテ・A.ボス(楽天モバイル)
西武・與座海人-オリックス・A.エスピノーザ(那覇)
【セ・リーグ】
DeNA・東克樹-中日・金丸夢斗(横浜)
阪神・才木浩人-巨人・西舘勇陽(甲子園)
広島・床田寛樹-ヤクルト・吉村貢司郎(マツダスタジアム)
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記事:SPAIA編集部