ミスタータイガースの掛布雅之さん2周目!車は野球の孤独を癒してくれる物。まさに究極の道具だった。
カーマニアの安東弘樹が、これまた車が大好きな方をお迎えしてお送りする番組。
今週も先週に引き続き、ミスタータイガース登場!
車に対する情熱も熱すぎる掛布雅之さんに、これまでの華麗なカーライフを伺いました。
掛布さんのメルセデス愛
今でこそ「これまで乗り継いできた車で一番多いのがベンツ」と語る掛布さん、
しかし実は現役時代はベンツには乗ったことがなかったそうです。
その理由は「多くの巨人の選手がベンツに乗っていた」から。
流石、ミスタータイガースですね。
しかし引退後、ベンツのことも知らなくてはならないと思い、ベンツに乗ってみたらめちゃくちゃ良かったと。
そんなベンツの中でも特に印象に残っているのが「300CEハンマー」。
究極のEクラスのAMGで金額は・・・恐ろしい。
日本に2~3台ほどしかなかったそうですが、そのうちの1台を懇意にしている車屋さんに展示されていたそうで、「こんな不良なベンツがあるのか」と、そのオーラに一目惚れ。
「ハンマーが僕を見ているような気がしたんですよ。まるで車が僕を呼んでいるような」と、自分を納得させて購入されたそうです。
V8の暴力的なサウンドにSクラスさえ見下ろせる究極のEクラス。
まさに自己満足の優越感を味わったそうです。
車と野球
現役時代から掛布さんにとっての車とは、なくてはならない「相棒」。
甲子園ではサードを守り、そして左バッターボックスで度々、死闘を繰り返してきた掛布さんですが「球場では孤独を感じていた」と語ります。
そんな「孤独」を解放してくれるもの、そして「孤独」を共有できるもの、それがドライバーズシート。
サードを守り、左バッターボックスに立つ感覚と近いものを、特に古い車の乗り、マニュアルを操る時に感じていたそうです。
そんな掛布さんにとって車とは「道具」。
僕を助けてくれた大切なもので、それはバットやグローブと同じ存在。
車が隣にいてくれたから野球ができたんだと思うと、感慨深いお話を伺えました。
(TBSラジオ『GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~』より抜粋)