【和風モダンなカジュアル料亭】「藤作古登」(新潟県上越市)が1月5日から新年会メニューを開始
町家の風情を感じる和風モダンなカジュアル料亭「藤作古登(こと)」
松風園藤作グループで、高田駅から徒歩約10分の本町通りに面する町家の風情を感じる和風モダンなカジュアル料亭「藤作古登(こと)」(新潟県上越市)では、来年1月5日から新年会メニューを取り揃えている。
「藤作古登」は全室個室だが、2階の部屋には上越市出身の日本画家・小林古径の絵や同じく同市出身の世界的画家・富岡総一郎の絵も飾られているほか、大正末期の作家ものの皿を使用して料理を提供するなど、創業120年以上の超老舗の実力が伺い知れるほどで、すでに12月忘年会の週末はほぼ満室という人気ぶり。
新年会の会席コースは、「基本のコース」が5,500円、「少し上質なコース」が7,700円、「上質なコース」が11,000円と3つのコースがあり、旬の食材を使用する特別会席お料理は、「特別なお料理」が13,200円、16,500円の2つのコースがある。(いずれも税込み価格)。別途、飲み放題は2,200円または2,500円がかかる。
会席コースの「基本のコース」の内容は以下の通り。
【先付】
ベニズワイあられ揚げ(地物)
蛸柔らか煮(地物)、蒟(自家製)
【椀物】
鶏つくね(県産)
【造り】
鰤焼霜仕立て(地物)、白身(地物)
【温物】
蓮根餅(地物)
【焼物】
鰆味噌幽庵炭火燒(地物)
【蒸物】
鱈の信州蒸し、白子豆腐(地物)
【食事】
むかごと百合根の土鍋ご飯(矢代米)、預け鉢
【甘味】
栗かぼちゃアイス(地物)
ベニズワイガニは糸魚川市能生産で、カニの旨みがぎっしり詰まっている。また、鶏つくねの鶏肉は県内産。地物のぶりの焼き物は炭火で炙ってあるたたき風で、これがまた絶妙にうまい。
焼き物のサワラは身がしっとりしており、笹川社長によると、特にこの冬場が美味しいのだとか。タラの蒸し物は、そばが巻いてある信州由来の日本料理。土鍋で炊いたご飯は、むかごと百合根の食感がいいアクセントとなり、預け鉢の牛肉のしぐれ煮も甘じょっぱく美味しい。
新しい年を迎えるにあたり、元旦に新年の目標を立てる方もいらっしゃるだろう。新春は家族や仲間、大切な人と本格的な和食を食べながら、素敵なだんらんのひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。