トルコ版おむすびとは?大阪で味わえるトルコ&スーダンの家庭料理を調査!
YouTube『読売テレビアナウンサーチャンネル』の新企画「万博応援プロジェクト」では、大阪・関西万博へ参加する国の食文化を深堀り。今回は、諸國沙代子アナウンサーと澤口実歩アナウンサーがトルコ共和国とスーダン共和国の家庭料理を体験しました! グルメを通じた異文化交流にも注目です♡
( Index )
1:“世界三大料理”と呼ばれるトルコ料理を味わう!2:意外と日本の味と共通点が多い? スーダン家庭料理読売テレビアナウンサーチャンネルでさらに詳しく!
1:“世界三大料理”と呼ばれるトルコ料理を味わう!
トルコ共和国はこんな国!
アジアとヨーロッパの中間に位置するトルコ共和国。その独特な地理的特徴から、多文化が融合した独自の文化が誕生しました。特にトルコ料理は“世界三大料理”の一つとして知られています。(※諸説あり)
やってきたのは東心斎橋にある「トルコ料理 ナザール 心斎橋本店」。
カラフルなトルコタイルにステンドグラス……、かわいらしい内装に心がときめきますね。
「ミディエ ドルマ(ムール貝スパイシーピラフ詰め)」900円
1品目は、「ミディエ ドルマ(ムール貝スパイシーピラフ詰め)」です。「ドルマ」とは、米やひき肉などを野菜に詰めたトルコの伝統的な家庭料理のこと。レモンを絞り、手でそのままパクリと口の中へ。
手軽に食べられることから、屋台など身近に販売されているそうで、いわばトルコのおにぎりのような存在。トルコの人々は、「ミディエ ドルマ」の食べ比べをすることもあるそうで、20~30個をぺろりと平らげる人もいるのだとか!
「マントゥ」1,300円
食欲を誘ういい香りが特徴の「マントゥ」は、トルコ風水餃子。白いスープはヨーグルトで、爽やかな酸味が特徴です。
ちなみにトルコでは、さまざまな料理にヨーグルトが使われているそうです。そのため、スーパーマーケットで販売されているのは3kgや5kgといった大容量のヨーグルトが当たり前。驚きの消費量ですね!
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「ナザール 心斎橋本店」では、毎週土曜日に「ベリーダンスショー」も開催中! ベリーダンスは、世界最古の踊りといわれるトルコで人気のダンス。トルコ料理とベリーダンサーたちによるショーで、気分はすっかりトルコです♡
トルコ料理 ナザール 心斎橋本店
大阪府大阪市中央区東心斎橋
2:意外と日本の味と共通点が多い? スーダン家庭料理
スーダン共和国はこんな国!
エジプトの南側に位置するスーダン共和国。日本の約5倍の広さ(約188万k㎡)を持つ国土の大半が砂漠であり、実はエジプトよりも多くのピラミッドが存在する国です。(※外務省令和6年11月7日時点)
続いて訪れたのは、大阪市東成区の「BAOBAB Music&Food Kitchen」。スーダン料理専門店で、スーダンならではの家庭料理が楽しめます。
「フール(そら豆煮込み)」800円
まずはクミンの香りが食欲を誘う豆料理「フール(そら豆煮込み)」をいただきます。
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「フール」をパンに乗せて、さらにピーナツバターと赤唐辛子のソースを少しだけ付けていただきます。そら豆のホクホク具合とソースのピリッと感がよいアクセント!
店主のムハさんいわく、スーダンでは早朝から働き始め、10時頃に休憩がてら朝ごはん。そして昼食は夕方4時頃、夕飯は夜8時頃にいただくそうです。そして、朝ごはんや夜遅くのごはんに肉無しのそら豆料理を食べる人が多いのだそう。国が変われば生活リズムも全然違うんですね!
「アシーダ」1,600円
続いての料理は「アシーダ」。見た目はカレーのようですが、よく見るとご飯がおもちのよう……。このおもちのような食べ物こそ、「アシーダ」なのです! 小麦粉と塩、水を混ぜてボイルしたもので、スーダンではパンに次ぐ主食。
金曜日と土曜日が休みのスーダンでは、金曜日に家族で集まって食べる定番料理なのだそう。こちらでは、ラム肉と一緒にいただきます。
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最後に登場したのは「バオバブフルーツジュース」。粉末状にしたバオバブの実を、水とショウガ、砂糖、ハチミツで味付けしたもので、ほど良い甘みとショウガの風味が特徴。ビタミンCが豊富で、とっても爽やかな味わいです。
BAOBAB Music&Food Kitchen
大阪府大阪市東成区中道
画像・参考/読売テレビアナウンサーチャンネル 画像/PIXTA 文/中野純子