DC「ピースメイカー」シーズン2は8月配信、スピンオフ「ウォラー」は難航
ジョン・シナ主演のDCドラマ「ピースメイカー」シーズン2は、予定通り2025年8月に米Maxにて配信されるようだ。一方、アマンダ・ウォラーを主人公に描くスピンオフドラマシリーズ「ウォラー(原題)」は、思うように進んでいないようだ。DCスタジオ共同代表のジェームズ・ガンとピーター・サフランが米メディア向け会見で明らかにしたとして、米が報じている。
「ピースメイカー」は、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)の人気キャラクター、ピースメイカー/クリストファー・スミスを主人公に描くシリーズ。シーズン1は2022年に登場した。
待望のシーズン2は2024年11月にが伝えられた。計画通りに8月に配信されることから、ポストプロダクション(撮影後準備)は順調に進んでいるようだ。
一方、『スーサイド・スクワッド』(2016)で初登場し、寄せ集めヴィランチームを率いるアマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)を軸にした「ウォラー」の製作は難航している模様。新DCスタジオでジェームズ・ガンとともにトップを務めるピーター・サフランは、「『ウォーラー』に何度か挑戦しましたが、まだ上手く形に出来ていません」と進捗を報告。
DC LOGO, SUICIDE SQUAD and all related characters and elements TM & (c)DC.
The Suicide Squad (c) 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
これを受けてガンは、「まだ取り組んでいるところです」とコメントし、こう続けている。「『ウォラー』は難航していて、ストライキも影響しました。『ピースメイカー』を先にやるために一定の時間が必要だったんです。『ピースメイカー』(シーズン2)の前に『ウォラー』をやるつもりでしたが、『ピースメイカー』を急いで書き上げて、そちらの準備が出来たのです」。
ガンは、「ピースメイカー」シーズン2の撮影について、「過酷で目まぐるしくも素晴らしい経験でした」とも語っている。
Peacemaker and all related characters and elements © & TM DC and Warner Bros. Entertainment Inc.
シーズン2にはピースメイカーのジョン・シナをはじめ、ビジランテ/エイドリアン・チェイス役のフレディ・ストローマ、レオタ・アデバヨ役のダニエル・ブルックスとジョン・エコノモス役のスティーヴ・エイジー、エミリア・ハーコート役のジェニファー・ホランドが続投。
新キャストとして、映画『スーサイド・スクワッド』2作でジョエル・キナマンが演じた軍人リック・フラッグの父親で、初登場となるリック・フラッグ・Sr.役のフランク・グリロ、政府機関A.R.G.U.S.のエージェントであるラングストン・フルーリー役で『ミーン・ガールズ』のティム・メドウス、サーシャ・ボルドー役で『クリスマスはワイン畑で』(2007)が参加。エピソード監督として、『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007)などのグレッグ・モットーラがメガホンをとる。
「ピースメイカー」シーズン2は、2025年8月に米Maxにて配信予定。
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