<不登校の予感?>おとなしい子どもが「学校に行きたくない」とポツリ。ハキハキした子に押され気味で
子どもが元気に学校に通っている姿は微笑ましいものでしょう。一方で、もしわが子が登校を拒否するようになったら、親としてはとても心配になるかもしれませんね。今回の投稿者さんは、お子さんが「学校に行きたくない」と言い出したようです。一体どのような理由があったのでしょうか。
『小5のわが子はもともと気弱なタイプ。声も小さく、引っ込み思案な性格です。最近「学校に行きたくない」と言う日が増えているのですが、どうやらクラスの子が怖いらしいんです。みなさんなら学校に相談しますか?』
「学校に行きたくない」という発言を聞いたとき、投稿者さんはまず「学校で意地悪をされてるのかも」と疑いました。しかしよくよく話を聞いてみると、理由は「クラスに反りが合わない子がいるから」とのこと。 投稿者さんのお子さんは大人しいタイプで声が小さいのだそう。そのため発言するたびに、同じクラスのハキハキした子からは「何を言ってるのか聞こえない! もっとハッキリ喋って!」と言われてしまうそうです。もちろん相手の子にも悪気はないのでしょうし、投稿者さんもそれは理解している様子です。しかしもともと大人しいタイプのお子さんとしては、「発言するのが怖い」と感じてしまうのも無理はないかもしれませんね。
お子さんと相手の子、どちらも悪くない
お互いに歩み寄りが必要かも
『おっとりな子も悪くないし、サバサバ系な子も悪くない。ただ、投稿者さんの子はハッキリ大きな声で発言できるように練習した方がいいし、サバサバな子は優しく伝える努力をするべきだと思う。お互いに歩み寄りをしないといけないよね』
大人しい投稿者さんのお子さんとハキハキした相手の子。2人はタイプが違うだけで、「どちらが悪い」ということではありませんよね。ただ「性格的に合わない」と感じることはあるでしょうから、お互いに歩み寄る必要があると考えられたのでしょう。
学校はいわゆる「社会の縮図」
『お子さんからしたら、相手の子はキツイのかも。同じ内容でも優しい言い方ができる子もいるからね。でも世の中に出たらそういう人って割といるんだよ。学校はそんなことの積み重ねで社会性を学ぶところ。でも繊細な子の親は悩むよね』
学校にはいろいろな子がいます。正に「社会の縮図」と言っても過言ではないかもしれません。世の中に出たらさまざまなタイプの人がいるからこそ、今のうちに学校で「自分と違うタイプの人とうまく付き合う方法」を知っておけば、社会に出たときにより生きやすくなるかもしれません。もちろん「無理に仲良くしろ」というわけではなく、適度な距離を取る、過度には関わらないなどの選択をするのもひとつの手ですね。
自分のために少しだけ練習してみよう
相手とうまく付き合っていくためには、自分の癖を改善するのもいいかもしれません。
『実際、親である投稿者さんから見ても声が小さいの? 今まで「もう少し大きな声で言える?」とか言われたことがあるなら、改善できるように本人に働きかけてみたらいいかも』
『相手もきっと意地悪で言ってるわけじゃないもんね。相手が聞き取れるボリュームで喋る練習をしてみたらどうだろうか?』
もし投稿者さんから見てもお子さんの声が明らかに小さかったり、他の人からも「もう少し大きな声で話して」と言われたことがあるならば、少しだけ大きな声で話す練習をしてもいいかもしれません。
自分らしくいられるように
「学校に相談するべきか迷っている」と話した投稿者さん。その根幹には「相手の子が悪いわけではないから、学校側に相談するのは違うのかも……」という迷いがあるのかもしれません。さてママたちはどのようにコメントしてくれたのでしょうか?
『子ども本人から「行きたくない」という言葉が出たなら、状況を知ってもらうためにも先生に伝えてもいいのでは』
『学校に行きたくないレベルまで悩んでるなら、先生に相談していいと思う。相手の子をどうこうしてもらうわけじゃなく、お子さんが相手の子と上手に付き合っていける席の配慮とかしてもらえるといいね』
もしお子さんが「嫌な気持ちになるときはあるけど、頑張る!」と言っているならば様子を見るという方法もあるでしょう。しかしお子さんはすでに「学校に行きたくない」とまで言っています。それならばお子さんの状況を知ってもらうために、相談をしてみるのもいいかもしれませんね。 それでは最後にこちらのコメントをご紹介しましょう。
『自分も子どものころは引っ込み思案だった。でもまったく正反対の前向きな子が声をかけてくれて、友達になってくれたら影響を受けて明るく前向きになっていったよ。そういう友達がいるといいよね』
こちらのママも小さいころは大人しいタイプだったのだそう。しかし学校で仲良くなった子に引っ張られる形で、すっかりハキハキタイプになったようですね。投稿者さんのお子さんはまだ小学5年生。これからまだまだタイプが変わる可能性はあるでしょう。いずれにしてもお子さんがこれからも自分らしくいられるといいですね。