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<玄関チャイム、迷惑です!>やっと寝たと思ったら……「ピンポーン」双子ギャン泣き!【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私はハルナ。双子を出産したママです。妊娠中も心配が尽きなかったけれど、無事に産まれた後もこんなに大変だとは……正直、想像を超えていました。実家は頼れないので夫のマコトと力をあわせ、さまざまなサービスを利用しながらなんとか頑張っています。そのかいあって双子も順調にすくすく成長してきました。けれどこのたび、3カ月ほど育児休暇を取ってくれていた夫が職場復帰することに……。日中はほとんど私ひとりで双子のお世話に追われることになったのです。

洗濯をするヒマもないし、そこら辺をちょっと掃除なんてこともできない……。もちろん夫の夕食の準備なんてできるわけがない……。誰も頼ることができない双子育児がはじまり、自分のことは後回し。睡眠も充分とは言えず、私は毎日ぐったりでした。

あまりに大変そうな私を見かね、夫はデリバリーを頼むことを提案してくれました。出産前よく通っていたお店の、大好きなメニューが食べられる……。育児のご褒美だと思えば頑張れそう! 私の心に希望がわいたような気がしました。

せっかくデリバリーを注文しても玄関のインターホンが「ピンポーン」と鳴るので、寝かせた双子がギャン泣きです。それならば、とデリバリーアプリの備考欄に「玄関のインターホンは押さないで、家の前に置いておいてください」と入力したのですが……。なぜか2回に1回はインターホンが鳴らされてしまうのです。配達してくれる人は毎回違うので、鳴らさないよう直接伝えるということもできず……。 毎日デリバリーを頼むということは、インターホンが鳴る回数も増えるということ。やっと双子を寝かせて自分の時間が少しでもとれるというときに「ピンポーン」と鳴らされるので、私は頭を抱えてしまったのでした。

気遣いのスレ違い?優しい言葉に涙、追い詰められていた私

デリバリーの配達員さんも、届けたことを知らせるために良かれと思って押すのでしょう。みんなにインターホンをなるべく鳴らさないでもらう方法はなにかない……? 私はペンを手に取り、玄関のインターホンの隣に張り紙をしました。

「まぁもしかしたらせっかくのご飯が冷めちゃうから、すぐ受け取ってねっていう優しさだったのかもね……」そうは言っても、インターホンが鳴るたび私は追い詰められるような気分だったのです。育児のご褒美のはずが逆効果になってしまうところでした。

なにも配達員さんだって、私を苦しめたくてインターホンを押していたんじゃないのです。きっと気遣いゆえの行動だったのでしょう。毎日の育児でイライラが募るなか、優しい言葉をかけてもらって涙が出そうになりました。 アプリで「インターホン不要」とだけ伝えても、事情が分からない人は「対面したくないだけなのかな」と思うのかもしれません。家にこもって双子の子育てに追われる私の姿なんて、誰にも見えませんものね。もらったメモのように、相手が嬉しくなる言葉を残してお互い気分よく過ごせたら……。日々の育児に追い詰められて余裕がなくなっていましたが、自分も誰かに気遣える人でありたいと思えるようになりました。


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