“ボートの甲子園”で4位入賞 宮本南穂さん「夏は優勝」
”ボートの甲子園”とも呼ばれる全国高等学校選抜ローイング大会が3月22日・23日、静岡県で行われ、横浜商業高校ボート部に所属する宮本南穂(なお)さん(当時2年・鎌倉市在住)が女子ダブルスカルで4位に入賞した。競技歴2年。夏のインターハイでの優勝を目指し、練習に励んでいる。
神奈川県内に女子の出場校は他にないが、関東は強豪ぞろい。そんな中で、11月の関東選抜ではトップに立ち、全国への切符を勝ち取った。
日本一を目指す部内では、大会ごとに出場メンバーを選考し直しており、関東選抜時からペアが変更になった。新たに組んだ山本芽生さん(当時1年)と順調に2000mを漕ぎ切り、自身最高の全国4位に輝いた。「正直入賞できるとは思っていなかった」と驚きと喜びを語る。
スポーツについての学びを深めようと進学した同校で、ボート競技と出会った宮本さん。「高校で新しいことに挑戦したい」と考えていたこともあり、ボート部への入部を決めた。
同部は、1897年に創部。競技未経験者がほとんどだが、全国トップクラスの強豪で、2021年にはインターハイの女子ダブルスカルで全国優勝を果たしている。
小中学校では陸上競技をやっており、体力に自信はあった宮本さんだが、使う筋肉が全く違うため、当初は筋肉痛の日々が続いた。グッと押し出す脚からオールを持つ腕まで、全身を使って推進力を生みだす。2人乗りのボートは細長く、体幹も重要だ。
宮本さんが出場したダブルスカルは2人乗りで、夏は1000m、冬は2000mのタイムを競う。練習拠点は相模湖のため、平日はボート用の器具での陸上トレーニング、休日は相模湖での水上練習を続ける。今大会で手応えを掴んだこともあり、「夏のインターハイは優勝したい」と思いを新たにする。