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宇和島の沖磯ウキフカセ釣りで73cm4.5kg大型マダイ浮上【山口】ハリス1.5号でキャッチ成功

TSURINEWS

宇和島の沖磯で釣れたクロとマダイ(提供:週刊つりニュース西部版APC・角伸幸)

9月14日に山口・光市室積港から上関沖の磯に釣行した。光市室積港から出船し、憧れのホウジロ島で尾長グロを狙う。釣りの難しさを感じつつも、70cmオーバーのマダイを釣り上げ、自己記録を更新することができた。冷水の影響で魚の反応が鈍る場面もあったが、結果的に充実した釣行となった。

宇和島の沖磯で釣行

光市室積港には午前3時すぎに到着して、ゆきかぜフィッシングで1便13人を乗せて4時50分に室積港を出船。途中でイシダイ釣り師を尾島に降ろし、ルアー組を鼻繰島の灯台下に降ろして宇和島に向かう。

2番、3番、5番に降ろしてから私たちが目指すホウジロ島に向かい、1番に私の名前が呼ばれてヒナダンのハナレに上礁完了。

釣場周辺略図(提供:週刊つりニュース西部版APC・角伸幸)

釣行開始

憧れの瀬で興奮する、船長の話では、尾長(オナガ)グロが浮いてくるとのことで、仕掛けも2本立てで用意。1本はクロ用で1.5号のサオに1.5号のミチイトとハリス、00号のウキを用意、2本目のサオは1.75号に3000番のリール、半遊動仕掛けで交互にサオ出しする。

6時30分の釣り始めは尾長用で1時間の釣りで反応なし、クロ用に切り替えて1時間、反応なしで休憩。9時に再び釣り開始、潮の流れが一定しないなかウキに変化があり、アワセを入れるとサオに乗ってきた。上がって来た魚は小ダイ。

タックル図(提供:週刊つりニュース西部版APC・角伸幸)

70cmマダイを手中

エサ取りのウマヅラハギに手を焼きながら釣りを続ける。そんな時、岩の割れ目のカメの手を取ってつけエにしてみる。沖に遠投してタイ狙いに切り替えると、ウキが沈んでいき、15m近辺でミチイトが張りだした途端に一気にサオにきた。

タイと直感、大物の引きに巻き取りも慎重になる。10数分の格闘の末、観念して浮いて来たマダイは70cmオーバ―だ。よく1.5号のハリスが耐えてくれた。

検量の結果、73cmでフカセでのマダイ釣りでは私の自己新記録更新、重量は4.5kgでこちらもも更新。

簑原さんはクロとマダイを手に(提供:週刊つりニュース西部版APC・角伸幸)

尾長狙いにするも・・

すぐにカメの手をエサに仕掛けを振り込む。同じ所でアタリがでた。しかし早アワセで空振り、やっぱり硬いカメの手の皮の部分はゆっくりと向こうアワセがよい。

いったんサオを替えて尾長を狙う。数投目に10m近辺に投げたウキに変化が出たと思った途端、サオに一気に乗ってきた。すぐに尾長と直感、慎重にサオをさばいて寄せる。横向きになった姿を確認、尾長だ。船長がいった通り、尾長がいた。しかし、数回の引きで2.5号のハリスが切れて万事休す。

時間は11時、少し早いが昼食タイム。パラソルの下で体力回復、昼からの釣りに備える。

最終釣果

40分間の休息でやる気満々、まずはまきエサ開始。エサ取りの姿がなく、魚の活性がない。

水汲みバケツで海水を汲んでみると冷たい、最近は下げ潮の時に冷水が入り、まったく魚の姿が消えて釣りにならないことがある。前週の津久見の無垢島でも同様に昼前から冷水海が来て魚の姿が消えた。

結局、釣りを11時30分に終了して午後2時の迎えの船が来るまでゆっくりと過ごし、港に戻り検量。簑原さんが唯一クロの43cmをゲットしており、マダイも50cmを釣って笑みがこぼれていた。

簑原さんはクロとマダイを手に(提供:週刊つりニュース西部版APC・角伸幸)

<週刊つりニュース西部版APC・角伸幸/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2024年10月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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