カカオの果肉で作ったトロピカルなかき氷♡ 住吉の『Bean to bar chocolate NAGANO』で「カカオフルーツ氷」を食べてきました 神戸市
神戸住吉のクラフトチョコレート専門店『Bean to bar chocolate NAGANO』に、カカオの果肉を使ったとても珍しいかき氷「カカオフルーツ氷」が登場。さっそく取材に行ってきました。
同店は、カカオ豆の個性を最大限に引き出す独自製法でチョコレートを製造する、研究型クラフトチョコレート専門店。今年3月には、創業以来の定番「NAGANOダークミルク」が、アメリカで行われた権威あるチョコレートの大会で「TOP INNOVATION賞」を受賞し、実力・人気ともに注目のお店です。
チョコレートに様々な栄養があることは周知ですが、オーナーの長野さんご自身も最近、食前にチョコレートやカカオニブを摂取する方法で、ダイエットに成功されたんだそう。
そんな心にもカラダにもいいチョコレートをもっと夏にも楽しんでもらいたいと、数年前から「ショコラ氷」を販売しています。そして今夏、通常は廃棄されるカカオの果肉を使った「カカオフルーツ氷」の提供を始めました。
それがこちら!優しい薄茶色が特徴的なカカオの果肉の氷で、トッピングのマンゴーがシックな華やかさを演出しています。
果肉を加工してそのまま凍らせ、かなり薄く削ってあるため、スプーンを入れると、新雪のようなフサフサとした感触があります。味はライチにも似た南国フルーツの爽やかさ!ところどころに忍ばせてあるマンゴーとの相性も抜群で、濃く抽出した果汁氷もアクセントになっています。
チョコレートの原料はカカオの実から取り出したカカオ豆(種子)ですが、その周りに付着した白い粘性のある部分が果肉(カカオパルプ)で、実はカカオ豆の発酵に欠かせない成分。生産地で収穫しながら食べることもあるようですが、大半は利用されず廃棄されてしまうそう。
カカオだということをすっかり忘れてしまうほどトロピカルな味ですが、カカオポリフェノールはしっかりと含まれ、ビタミン、ミネラルも豊富なので、同店ではこれを敢えて輸入し、加工を施して大切に活用しています。
冷たいスイーツでもう1品、7月から販売がスタートした「ホワイトチョコカッサータ」も頂きました。カッサータはイタリア・シチリア島の伝統菓子で、クリームチーズの中にドライフルーツやナッツを混ぜ込んだアイスケーキです。
ひと口食べた瞬間、あまりの美味しさに驚き!アーモンドの粒感とくるみの食感、クランベリー、オレンジピール、レモンピールの自然な甘みと、クリームチーズの酸味やなめらかさ、上にかかっているカカオニブハニーの濃厚な甘さ、もうすべてが絶妙なバランスで攻めてきます。
ホワイトチョコにきび砂糖がほんの少し入っていますが、それ以外には砂糖を一切使っていません。蜂蜜とドライフルーツ由来の甘味で、低カロリーなのにしっかり甘くて満足度充分。テイクアウトも可能です。
現在、店内のカフェは平日、土日祝ともに利用できます。
店舗
Bean to bar chocolate NAGANO
(神戸市東灘区住吉本町3丁目11-1)
営業時間
月曜、火曜日 11:00~17:00(L.O.16:00)
金曜~日曜日 11:00~18:00(L.O.17:00)
定休日
水曜日、木曜日
※その他、臨時休業は公式Instagramでご確認ください