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遊んで学ぶフェアトレード 鎌倉市の提案でゲーム化

タウンニュース

表敬訪問の様子(上)、開発されたボードゲーム

鎌倉市をイメージした「フェアトレードタウン・カマクラ」が舞台のボードゲーム『フェアトレードのおみやげ』が5月23日(金)、株式会社オインクゲームズ(東京都)から発売される。フェアトレードは、立場の弱い生産者の労働環境等に配慮された商品取引のこと。ゲームでの遊びを通じて、普及啓発につなげたい狙いだ。

鎌倉市は、官民協働でフェアトレードを推進し、今年3月に国内7番目の「フェアトレードタウン」に認定された。市地域共生課では、認定前、楽しみながら学べるフェアトレードゲームの開発を思いつき、ゲーム会社のオインクゲームズに提案。市は情報提供やフェアトレード関連組織との調整などで協力する形で、ゲーム開発が進められた。

『フェアトレードのおみやげ』は、サイコロでこまを進めながら、ワインやチョコレート、コーヒーなどの「おみやげ」を集めていくすごろく形式のゲーム。中には、手に入れるためには通常よりコインを多く使うが、揃えればボーナスにつながるというフェアトレード認証ラベルのついた「おみやげ」もある。

「おみやげ」の種類は、NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンの協力を得て選定。中でもコーヒーは昨年8月、市民による推進組織「鎌倉エシカルラボ」と地元メーカーらがコラボした「鎌倉焙煎珈琲フェアトレードかまくらブレンド」が発売されていることを意識し、登場させているという。

9日には、同社の佐々木隼代表らが松尾崇市長を表敬訪問した。市では、市内16カ所の子どもの家(学童保育)や中高生の居場所「COCORUかまくら」(二階堂)などに今年度中に導入しようと検討を進めている。「子どもたちにも遊びながらフェアトレードについて知ってもらえたら」と市担当者。

ゲームは5月23日からオインクゲームズのオンラインショップ限定で販売。税込3520円。

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