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連続テレビ小説「あんぱん」放送に合わせて観光博「ものべすと」がまもなくスタート!

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連続テレビ小説「あんぱん」放送に合わせて観光博「ものべすと」がまもなくスタート!

3月31日(月)から始まる連続テレビ小説「あんぱん」(NHK)。

モデルとなっているのは、「アンパンマン」の作者で高知県出身のやなせたかしさんの妻、暢(のぶ)さんだ。

戦後の混乱の中、様々な困難と苦悩の日々の中でも夢を忘れなかった二人の人生が描かれる。

二人の愛と勇気の物語が、半年間にわたって放送されるとあって、高知県内では期待が高まっている。

やなせたかしさんゆかりの地、物部川エリアを盛り上げる観光博「ものべすと」が今春スタート

やなせさんの故郷である香美市、育った南国市、そしてゆかりのある香南市。

この3市が「あんぱん」放送を契機に、物部川エリアを盛り上げようと協力して観光博「ものべすと」の開催を企画している。

盛り上がりを見せる物部川エリアの取り組みを紹介する。

お話を伺ったのは、「ものべすと」事務局で「一般社団法人 物部川DMO協議会」の池田彰子さん。

「一般社団法人 物部川DMO協議会」は地域活性化支援機構や四国銀行などが出資し、物部川エリアの観光地域づくりを目的に2016年に発足された団体だ。

-「ものべすと」はどのような観光博ですか?

池田さん:やなせたかしさんの故郷である香美市、育った南国市、ゆかりのある香南市という3市を博覧会会場ととらえ、1年弱の期間中、地域ならではの自然や文化、歴史、食に触れられるさまざまなイベントや企画を次々実施するものです。ここでしか体感できないユニークな体験や地域の方々との交流を楽しんでいただければと思います。

-「ものべすと」という言葉に込められた想いを教えてください。

池田さん:「ものべすと」の舞台である物部川エリアの「ものべ」と、“最高”、“極上”という意味の「ベスト」を組み合わせた造語です。また、“ジーニスト”や“コラムニスト”などのように「ものべすと」を「物部エリアを熟知した人、楽しむ人」のように使っていただき、「私は『ものべすと』やき」と一緒に楽しんでいただける仲間になっていただければ嬉しく思います。

写真提供:一般社団法人 物部川DMO協議会

現在は3月29日の開幕に向けて、地域の事業者やガイド、市民の方々に向けたセミナーや、観光客の受け入れ態勢の整備などに取り組んでいるほか、やなせたかしさんが残した「人生は、よろこばせごっこ」を合言葉として、「ものべすと」を一緒に盛り上げてくれる「おもてなしサポーター」についても広く募集している。

池田さん:物部川エリアは海・山・川といった自然豊かな地域でありながら、子どもたちが遊べる屋内外の施設も充実している県内では珍しいエリアです。「香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」や「高知県立のいち動物公園」、ユニークなアトラクションが特徴のテーマパーク「アクトランド」、そして世界中にファンのいるフィギュアメーカー「海洋堂 Space Factory なんこく」や、幕末に活躍した絵師・金蔵の作品を見ることができる「絵金蔵」など、子どもはもちろん大人も一緒に楽しめる施設が点在しています。期間中さまざまなイベントも企画しているので、やなせたかしさんゆかりの地を巡りながら、家族3世代で物部川エリアを楽しんでもらえればと思います。

3月31日から始まる「あんぱん」放送とあわせて、「ものべすと」で物部川エリアを楽しんでほしい。

2月9日(日)にプレイベント「ものべすとフェスタ2025」開催!

3月29日の開幕に先立ち、今週末(2月9日)にプレイベントである「ものべすとフェスタ2025」が開催される。

「あんぱんともち投げ」や「あんぱん食い競争」、「全国あんぱんサミット」など、あんぱん押しの企画がたくさん。

また、このイベントを皮切りに「ものべすと」開幕の3月29日までをプレ期間とし、地域住民の方々のおもてなし気運の醸成や受け入れ態勢など整備するための様々なイベントが開催される予定だ。

▼▼▼ものべすとフェスタ2025▼▼▼

開催日:2025年2月9日(日)
時間:午前10時〜午後3時
会場:ヤ・シィパーク
https://monobegawa.com/monobest/events/154/

▼▼▼「ものべすと」についてはこちら▼▼▼
https://monobegawa.com/monobest/

文/長野春子

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