イギリス、トランプ関税に交渉成功。日本とは少し事情が違う・・・?大竹「イギリス車はジャガーとかいわゆる高級車」
5月9日(金)、お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。読売新聞の「米英の関税交渉が合意、乗用車は10%に引き下げ…トランプ大統領とスターマー首相が電話会談」という記事を取り上げ大竹やジャーナリストの青木理らがコメントした。
米国のトランプ大統領と英国のスターマー首相は8日、電話会談し、関税を巡る交渉で合意した。米国の追加関税措置を受けた貿易相手国・地域と、米国との一連の関税交渉のなかで、最初の合意案件となる。
今回の米英間の合意は暫定的な措置となる。トランプ氏は会談で、「最終的な詳細は今後数週間でまとまる」と発言。スターマー氏とともに今回の合意について「歴史的だ」と強調した。
英政府の発表によると、米国が英国から輸入する乗用車への関税は、2・5%の関税分と25%の追加関税分を合わせた27・5%から、10%に下がる。対象台数は年間10万台で、昨年の輸出台数とほぼ同じ規模になるという
25%の追加関税が課されている鉄鋼・アルミニウムの関税はゼロにするほか、牛肉などの農産物は米英両国が互いに関税を引き下げる。また、「相互関税」などについては今後も交渉を続けるとしている。
米国は、日本を含む各国・地域と関税交渉を行っており、日本との交渉では、自動車や鉄鋼・アルミなどへの追加関税は協議の対象外と主張している。英国に対しては一定の譲歩をすることになり、合意は他の国・地域との交渉にも影響する可能性がある。
大竹まこと「この車って、イギリスはジャガーとレンジローバーなんだよね。結構高い車」
壇蜜(パートナー)「お金持ちの人向け」
大竹「そうだね。どちらかと言ったら」
青木理「昨年の輸出台数とほぼ同じ規模になるということは、要するに大竹さんおっしゃるようにジャガーとかレンジローバーとかその辺なんでしょうね。日本とか韓国みたいに大量に輸出している国とはまた違う。これまで通りの10万台ぐらいは10%に。ただそれでも、10%かかるのでいわゆる自由貿易という意味ではちょっと問題ですね。加えて記事にもある様に、日本との交渉では自動車はもちろん鉄鋼とかアルミとか協議も対象外だと言ってるので、日本との交渉ではどうなっていくのかちょっと見えないところがありますよね」