【祝30回記念】サイゼリヤで最高な1000円の使い方! 全11通りで最強のオーダーはどれだ!!
元気ですかーーー! 元気があれば何でもできる。元気があればサイゼにも行ける。そして1000円あればサイゼで大満足できる!! シリーズ『最高な1000円の使い方』は記念すべき30回目! それを祝して今回は日本最強ファミレス「サイゼリヤ」が登場だ。
実は過去に2回サイゼリヤで戦いが繰り広げられてきたが、サイゼリヤなら……俺たちサイゼリヤならまだまだイケるハズ! 事実、サイゼリヤの懐の広さは我々の想像以上のものがあった。
もちろん今回も勝者を決めるのは読者のみなさんです! お気に入りのオーダーに清き1票をよろしくお願い致します!!
・1000円を使い倒せ
まずは本企画の概要を説明しておこう。『最高な1000円の使い方』はその名の通り、最も有効的な1000円の使い方を模索する企画である。
もちろん1円でもオーバーした時点で即失格! あたり前だが参加者は事前の打ち合わせ等は一切なしで企画に挑んでおり、やらせも無ければ台本も無い完全無欠のガチ企画となっている。
・3回目
さて、冒頭でもお伝えした通りサイゼリヤでの戦いは3回目となっているが、初回も2回目も「1000円でこんなにいけるの?」というオーダーが続出した。
一方で、日本全体がかつてない物価高であえぐ中「以前よりショボくなっちゃった……」なんて可能性も否めない。また実際にサイゼリヤでは定期的にグランドメニューが変わっている。
それでも……それでも! 俺たちは俺たちのサイゼリヤを信じている!! 熱き思いを胸に秘め、参加者たちが繰り出した渾身のオーダーは以下の通りである!
・御花畑マリコ 「サイゼのアレンジ活用フルコース〜岩塩を添えて〜」
若鶏のグリルディアボラ風: 500円
フォッカチオ: 150円
コーヒーゼリー&ミルクジェラート: 350円
岩塩: 0円
合計 1000円
「たった3品の注文と無料の岩塩だけでフルコースが作れるアレンジセット。実はこのセットの肝はフォッカチオ。メニューがテーブルにそろったら、まずフォッカチオを半分にカット。若鶏のグリルディアボラ風を鉄板がアツアツのうちに堪能する。
コーンはちょっとだけ残す。鉄板に残った肉汁の染み込んだディアボラソースとコーンをフォッカチオに載せて食べるとコーンパンに。もちろん若鶏のグリルをカットしてフォッカチオに挟んで食べても美味。
つづいて超コスパの激うまデザート「コーヒーゼリー&ミルクジェラート」へ。まずはコーヒーゼリーをそのまま堪能したあと、ミルクジェラートを半分ほどコーヒーゼリーに載せる。ミルクジェラートの濃厚な甘みとコーヒーゼリーの苦味のバランスが最高!
残ったジェラートに無料の岩塩をパラっとふりかけて味変。塩味で甘さに奥行きが出て超美味しい! さらに、半分残しておいたフォッカチオにジェラートを挟んでなんちゃってマリトッツォも作れてしまうのだ。
お腹いっぱいになるうえに、サイゼならではのアレンジが楽しめるメニュー構成。おすすめです!」
驚異的な勝率で “1000円クイーン” の名を欲しいままにする御花畑。今回は岩塩をフックに独創的なオーダーで勝負に出た。今回もクイーンが圧勝を飾ってしまうのか?
・和才雄一郎「新旧エースの融合セット」
タラコとポップコーンのシュリンプドリア: 400円
たまねぎのズッパ: 300円
辛味チキン: 300円
合計 1000円
「週に最低1回はサイゼに通う私に言わせると、今のサイゼで1番美味いのは「タラコとポップコーンシュリンプのドリア」である。過去に当サイトで紹介しているとおり、これは2025年に登場したメニュー。サイゼの新たなエースと言っていい。
それからタマネギのズッパ。はっきり言って、その味は300円で食べられるスープのレベルを超えている。最近注目を浴び始めたイメージだったが、公式サイトによると2014年から登場しているそうだ。そういう意味で、中堅どころのエースか。
最後は、昔からエースを張っている辛味チキン。どんなに新商品が出てきても、唯一無二のポジションを築いている絶対的存在である──というわけで、これら3つの商品は、各世代のエースが集まった選抜チーム。1000円以内という縛りの中で考えられる最高のトリオだろう」
最低でも週に1度はサイゼリヤに通う“サイゼリヤン”と判明した和才は、新旧エースを勢ぞろいさせたオーダー。さほど名の知られていない「タラコとポップコーンシュリンプのドリア」が鍵を握りそうだ。
・GO羽鳥「お初ばかりで経験を積むセット」
イカの墨入りセピアソース: 500円
たまねぎのズッパ: 300円
ドリンクバー: 200円
合計 1000円
「サイゼリヤは「そのとき気になるものを食べに行く場所」な気がする。安いので気楽にチャレンジできるから。
ということで私は、自分で頼むのは人生初となる「イカ墨パスタ」を軸にオーダー。
オニオングラタンスープみたいだけど名前が違うこれは何だろう? よし、頼もう。
コーラも飲みたいし、食後はエスプレッソが飲みたいからドリンクバーは必須。
あ、もう1000円だ。でも、これでいい。これもまたサイゼリヤの楽しみ方のひとつなんだ。きっと」
妙にポエムチックなGO羽鳥は、自身の言うとおりオーソドックスな組み立て。逆に王道とも言える内容なので、確実にイカ墨パスタ票を狙いたい。
・中澤星児「サイゼリヤ1000円豪遊コース」
ランチセットディアボラ風ハンバーグ(フォッカチオ変更): 600円
ミラノ風ドリア: 300円
赤ワイングラス: 100円
合計 1000円
「松屋の新メニューが1000円をマークする今日この頃。サイゼもさすがに1000円で何品も揃えるのは厳しいかと思いきや、全然そんなことなく、むしろコース並に揃えることができた。さすがすぎる。
600円のハンバーグランチセットをフォッカチオに変更して、ミラノ風ドリアを注文すれば、それだけで、ハンバーグ、スープ、フォッカチオ、ドリアと机の上がいっぱいになる。しかし、まだ100円余ってるので、食前酒として赤ワイングラスを注文。昼からパーティーじゃー!」
第1回サイゼリヤの覇者・中澤は、お得なランチセットを軸にアルコールまでオーダー。この内容なら「昼からパーティー」もあながち大袈裟ではあるまい。
・Yoshio「ハンバーグを絶対食え! セット」
ディアボラ風ハンバーグ ライスセット: 600円(ランチタイム限定サービス) ※ランチスープ付
タラコソースシシリー風: 400円
炭酸水: 0円
合計 1000円
「サイゼリヤはやはりランチタイムがおトクなので、今回は、牛100%の「ディアボラ風ハンバーグ」+ライス(600円)を注文。ランチスープも平日15時までは飲み放題だ。
っていうか、サイゼのハンバーグってこんな美味かったっけ?牛100%の旨みというか、もはやハンバーグ専門店とうたっても良いほど。マジでビビったぞ。
トドメはタラコパスタ(400円)。これはいつも通りのクオリティ。お腹も満腹で満足度120パーセント! ちなみに、サイゼリヤは炭酸水が無料なのでお忘れなく」
中澤と同じくランチセットを軸にしたYoshioだが、確かにボリュームはエゲツない。なお、翌日以降もハンバーグのウマさを力説していたので、相当感動したものと思われる。
・あひるねこ「無限アヒージョ精製セット」
エスカルゴのオーブン焼き: 400円
小エビのカクテル: 280円
赤ワイン デカンタ小: 200円
白ワイン グラス: 100円
合計 980円
「個人的にこの国でもっとも信頼している居酒屋がサイゼリヤだ。そのすべてのメニューが酒のつまみとして比類なき戦力を誇るが、中でも特にオススメしたいのが私が考案した “無限アヒージョ” である。
エスカルゴの空いたスペースにすぐさま小エビを投入することで、無限とも思えるアヒージョの連鎖を完成させるサイゼ飲みの究極極意。
この絶え間なき濁流を受け止めきるには、最低でも3杯のワインが必要であることは間違いないだろう。一滴でも酒をたしなめる紳士淑女の皆様は、ぜひ試してみてほしい」
あひるねこはお得意のアルコールを軸に “無限アヒージョ” を完成させた。1000円でもワインを3杯もオーダー出来てしまうサイゼリヤ……恐ろしい子。
・砂子間正貫「超人気ランチセット」
ディアボラ風ハンバーグ ライスセット: 600円(ランチタイム限定サービス)
バッファローモッツァレラのマルゲリータピザ: 400円
合計 1000円
「ランチタイムのお得セットに大人気ピザを組み合わせた王道セットで勝負! イタリア直輸入のバッファローモッツァレラはミルキーなコクと香りが楽しめると評判だ。
サイゼリヤも3戦目となると、だいたい勝負の仕方が分かってきた。皆さん、人気メニューをしっかりお得に味わいたいってことですよね。今回は無理な勝負をせず、皆さんの期待に応えるメニューをチョイスしたのでちょっと本当に勝たせてください!」
砂子間も中澤やYoshioと同じくランチメニューで勝負。逆にランチセットの優秀さが際立っているとも言えなくないが、票の分散は必至であろう。
・佐藤英典「1000円でとにかく腹いっぱいセット」
ミラノ風ドリア: 300円
ペペロンチーノ: 300円
バッファローモッツァレラのマルゲリータ: 400円
合計 1000円
「今回、いろいろ考えていくつかのパターンを組んでみたのだが、ああでもない、こうでもないと自問を繰り返すうちに、しゃらくせえ! ピザもドリアもパスタも頼んだらええんじゃい! と自分の中で逆切れした結果、こうなった。
1000円でとにかく腹を見た市内ならコレ。今の時世で1000円でここまで食わせてくれるのはサイゼだけ」
サイゼリヤでこんなにボリューミーに!? すごいぞ佐藤パイセン!! ……と言いたいところだが、実はコレ第1回で殿堂入りした中澤の「わんぱくセット」と激似! ピザとハンバーグの違いはあれど、やや審議案件である。
・古沢崇道「まったりと楽しむイタリアン1000円コース」
ほうれん草のソテー: 200円
ミラノ風ドリア: 300円
ティラミス クラシコ: 300円
セットドリンクバー: 200円
合計 1000円
「いままでサイゼで1000円分も注文したことがない私。いつも『ミラノ風ドリア』と『セットドリンクバー』で500円くらいの軽食を満喫しているのだが、なんと今回は企画のおかげでその倍も注文できるとあって豪勢にコース料理っぽく楽しんでみた。
前菜『ほうれん草のソテー』、デザート『ティラミス クラシコ』を追加するだけでテーブルがずいぶんと華やかに。食後の満足感も十分にあって我ながらいいチョイスをしたと思う。今回は撮影のため1度にすべて配膳してもらったが、次回は前菜を食べ終えてからメインディッシュを注文、という流れで味わいたい」
毎回そこはかとなくカッコつけたがる古沢は、今回もイタリアンコース仕立てにしたとのこと。まあ意外とオーソドックスな注文であることはさておき、ミラノ風ドリアを軸に手堅く票を獲得したい。
・原田たかし「イタリアの風で満腹セット」
半熟卵のミラノ風ドリア: 350円
たまねぎのズッパ: 300円
ティラミスクラシコ: 300円
合計 950円
「サイゼといえばイタリア。ってことで、現地の風が吹きそうな3種類を選んでみた。
味よし、量よし、バランスよし。やっぱりミラノ風ドリアは外せない!」
メイン・スープ・デザートとバランス重視のオーダーを見せた原田たかし。余談だが当サイト内では原田のオーダーを心待ちにしている人がいるんだとか、いないんだとか。その理由はまだいずれ別の機会で。
・P.K.サンジュン「めっちゃバズった外国人の真似っ子セット」
アロスティチーニ: 400円
小エビのサラダ: 350円
チーズフォッカチオ: 250円
炭酸水: 0円
合計 1000円
「1つに絞るのは難しいが、それでもサイゼリヤならアロスティチーニが1番好き! そのウマさを最大限に引き出すのが、かつて隣の席の外国人の真似をしたアロスティチーニサンドである。
だがしかし、当時と違ってミニフィセル(パン)を扱ってねえ! グリーンサラダも無くなってるやんけ!! その2つをフォッカチオや小エビのサラダで代用したところ、すぐに1000円に到達してしまった。
ところがどっこい、味は相変わらず最高! 要するに「羊肉 + 生野菜 + 小麦粉の生地」は鉄板の組み合わせなんだろうな~。これはガチでウマいから、マジでみんな1回試してみて! あとフィセル復活させて!!」
まさかのまさか、フィセルが終売になっているとは計算外だった。本当だったらパン2つ分いけたのにーーー! それでも美味しさという点で、今回のセットが極上であることは間違いない。
以上がロケットニュース24編集部が全力でお届けする「最高な1000円の使い方 サイゼリヤ編」である。物価高が苦しい現在、1000円でこれだけ満足度の高いお店がどれだけあるだろう? さすが俺たちのサイゼリヤである。
というわけで、今回も勝者を決めるのは読者のみなさんです! 自分ならどれを真似したいか? どれが1番参考になったか? お気に入りの買い物に清き1票をよろしくお願い致します!!
参考リンク:サイゼリヤ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.