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【新潟の農業を応援しよう】みんなで新潟の農業を応援! さまざまな形で農業を始めた人たちを紹介します

日刊にいがたWEBタウン情報

 

新潟の農業を応援しよう

新潟の大地が育む豊かな農作物は、地域の誇りであり、私たちの食卓に欠かせない存在です。四季折々の自然環境と長年にわたる農家の知恵が生み出す作物は、そのおいしさと品質で全国に知られています。

この記事では、新潟の農業を支える人々の情熱や取り組み、そして私たちができる応援方法を紹介します。地元の農業を支えることが、地域の未来を守ることにつながります。

新たに農業を始めた人に聞きました


「農業に込める思い」

自分で農業を始めた、実家の農園に勤め始めた、また農業法人に就職して新たに農業を始めた3人の、始めたきっかけや農業の楽しさ、魅力、思いなどを紹介します。

【自営に挑む】人とのつながりを大切に理想の農園を目指す
自分で農業を始めた男性にお話を聞きました

●農業の魅力に触れて独立

農機具販売店などに勤めた後、知り合いに誘われてコメ農家で5年間働きました。毎日の草取りも苦にならずに続けられたので、自分は農業に向いているのではないかと思いました。一生懸命やっていると、周りの農家の皆さんが声を掛けてくれたり、協力してくれたりと、人とのつながりができて「農家っていいな」と思うようになりました。ユーチューブや本で独学するほか、アグリパークに相談する、ほかの農家の人に話を聞く、異業種の社長から経営を学ぶなど、多くの人とのつながりを作りながら、昨年独立しました。

●反響がモチベーションに

栽培している農作物は、ミニトマト、ナス、ピーマン、カブ、ニンジンなどで、土台である土作りに力を入れて育てています。ミニトマトが昨年の『体に美味しい農産物コンテスト』で優秀賞、今年の『野菜ソムリエサミット』で最高金賞を取ったことは自信になりました。収穫した野菜は、おもにスーパーマーケットに出荷しています。バイヤーから「あなたが作ったナスやミニトマトが大量に欲しい」と言われたり、お客さんからインスタグラムで「おいしかった」とメッセージをもらったりすることがうれしいです。

●畑を「さんぽ」してもらいたい

「さんぽ農園」という園名は、フラワーガーデンのような自由に歩ける農園にしたいという思いで付けました。将来は、農業体験ができ、訪れた人が自由に歩ける農園を目指したいです。2年目となる今年の目標は、しっかりと畑作りをして農作物を安定供給させることです。土作りからこだわった自慢の野菜を多くの人に食べてもらいたいです。

【親から子へつなぐ】愛着のある地元で農園を守り発展させる
実家の農園で働く女性にお話を聞きました

農業体験農園では、野菜を育てた経験のない人の利用も歓迎しています

●好きな地元で働きたい

新潟市秋葉区で生まれ育ち、東京農業大学へ進学しました。地元が好きで、大学の民俗学の研究室では、『にいつ夏まつり』などの伝統・文化が農業にどのようにつながっているかを研究しました。卒業後は東京で働きたいという思いと、地元で働きたいという思いの両方がありましたが、「秋葉区に貢献できる人になりたい」と思い、昨年親元で就農しました。

●気軽に農業の体験を

おもな業務は農業体験農園での接客です。利用者に野菜を栽培する土地を提供して、助言などをしています。野菜が病気になった時にすぐに適切な助言ができず、経験不足を感じることもありました。周りの農家の人に聞いたり、失敗を通じて知識を得たりして経験を積んできました。豊作になるように、利用者に的確なアドバイスをしたいと日々勉強しています。これからの日本、新潟の農業は、消費者と生産者でくくられるのではなく、自分で作って食べられる農業体験農園が広まっていくことが理想だと思っています。ぜひ皆さんに気軽に農業を体験してほしいです。

●秋葉区と農業の魅力を伝えたい

農園のほかに、まちづくりの会社で秋葉区への移住ツアーの企画なども行なっています。農業と自然のよさを伝え、まずは秋葉区と関わってくれる人を増やしていきたいです。新潟の人は地産地消の意識が高く、ありがたいです。これからも新潟の食べ物に誇りを持ち続けてもらえるように頑張りたいです。

【法人で働く】生き生きと活躍。おいしい農作物を作りたい
農業法人に就職をした女性にお話を聞きました

●祖父の姿を見て農業に興味を

神奈川県で生まれ、子どもの頃から福島県に住む祖父のコメ作りを見て、おいしいコメを作ってみたいという思いがありました。地元の農業高校を卒業後、「コメと言ったら新潟、コメを学ぶなら新潟」と思い、父の実家がある新潟市の新潟県農業大学校へ進学し、コメ作りについて学びました。会社見学をするなかで、稲作ができる点や、会長や社長の人柄も決め手となり入社を決めました。

●コメ作りが好き

昨年入社し、夏場にはコメと中玉トマト、冬場にはラディッシュ、ホウレン草、シュンギクを担当しています。仕事に慣れるまでは大変でしたが、困ったときは先輩に相談しながら栽培しています。中玉トマトは赤く色づくまで虫に食べられているかどうか目で見て分からないため、栽培方法を日々スマートフォンで調べたり、ほかの農家の人に話を聞いたりしながら慎重に栽培しています。出荷して無事に店に並べられたときには「よかった」と安心します。私はコメ作りの作業が一番好きです。力仕事やトラクター、コンバイン、フォークリフトなど大きな機械に乗って作業することが得意です。

●できることが増えてうれしい

今後の目標は、中玉トマトの大きさや見た目で規格外になるものを減らすことや、コメの管理面積を増やしていくことです。今年からは新たにイチゴの栽培の主任も担っています。できることが増えることはうれしいです。先の計画を立てながら、任された仕事は完璧にできるようにしたいです。農産物を購入するときには、ぜひ地元産のものを買って、たくさん食べてもらえるとうれしいです。

稲の管理のほか、トマトの加工品の商品パッケージを作っています

消費して応援しよう!


新潟市産の農産物はこんなところで買えます

JA新潟市「キラキラマーケット」(いくとぴあ食花内)

営業時間:10:00~18:00
定休日:第2火曜、年末年始休業
住所:新潟市中央区清五郎336
tel.025-384-8487
リンク:JA新潟市「キラキラマーケット」

新潟の地場産農産物直売所「にいがた村」(アグリパーク内)

営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜
住所:新潟市南区東笠巻新田3044
tel.025-362-5889
リンク:新潟の地場産農産物直売所「にいがた村」

「野菜直売所」(うららこすど内)

営業時間:9:00~17:30
定休日:無休
住所:新潟市秋葉区小須戸893-1
tel.0250-38-5430
リンク:「野菜直売所」(うららこすど)

10月12日(土)・13日(日)に『にいがた2km(二キロ)食花マルシェ』開催!

過去の様子

新潟市8区の特色ある農産物や加工品が購入できます。

日時:10月12日(土)・13日(日)10:00~16:00
会場:万代シテイ十字路(新潟市中央区万代1)
問:新潟市食と花の推進課
tel.025-226-1794

農業サポーターを募集!

農作業の様子

「農業への理解を深めてほしい」「消費者と交流したい」という受け入れ農家のもとへ行き、農作業を支援するボランティア「農業サポーター」を募集しています。受け入れ農家の情報や申し込み方法など、詳しくは新潟市のウェブサイトに掲載しています。

※新潟市外在住の人も登録可。活動日時は受け入れ農家と調整
※農業サポーターの受け入れに関心のある農家も募集。新潟市食と花の推進課へ問い合わせを

問:新潟市食と花の推進課
tel.025-226-1864

農業サポーター推進事業 (https://www.city.niigata.lg.jp/business/shoku_hana/nougyo/nougyousapo-ta-seido.html)

問い合わせ先
新潟市農林政策課
問い合わせ先
電話番号
025-226-1768
リンク
https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/kohoshi/shiho/new/index.html

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