【大阪】アニメ『ワンピース』の制作の裏側がまるわかり♡ 「ONE PIECE EMOTION」大阪会場に潜入!
2025年11月8日(土)~11月30日(日)の期間、「大阪南港ATCホール」で「ONE PIECE EMOTION(以降、ワンピース エモーション)」が開催中。“画・音・声”の三方向からアニメ『ワンピース』の制作工程を体感できる、大規模没入イベントです。
開催前日のプレス内覧会にはスペシャルサポーターの佐々木久美さんが登場。ワンピース愛が溢れるトークで会場を盛り上げてくれました!
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巨大チョッパーの登場に佐々木久美も大感動!存在感たっぷりの「麦わらの一味」がお出迎えアニメ制作の要となる設定資料を大胆に公開バトルシーンを作るスタッフの“頭の中”を覗き見!キャラに熱を吹き込む膨大な作画を披露声優の名演技を超高音質ヘッドフォンで体験どう映像化? ルフィの“ギア5”到達シーンの秘密巨大なベガパンク&S-スネークと写真撮影!「エッグヘッド編」メインキャラの“手配書”がズラリ“新四皇”の個性を表現したインスタレーショングッズ販売だけでなくレアアイテムの展示も!
巨大チョッパーの登場に佐々木久美も大感動!
入り口に並ぶ「麦わらの一味」
2024年8月の東京を皮切りに、熊本、三重、福岡と巡回してきた「ワンピース エモーション」。会場には、「ワノ国編」「エッグヘッド編」を中心に、テレビアニメ放送25年の歩みを振り返ることができる展示が並びます。
元日向坂46でタレントの佐々木久美さん
ルフィをイメージして、靴下まで赤色に!
プレス内覧会に登場した同イベントのスペシャルサポーター・佐々木久美さんは、「ルフィに借りてきました!」と麦わら帽子を被り、オリジナルグッズのTシャツ、ルフィも履いているデニムのボトムスでばっちりコーディネート!
「キャラクターの衣装の細かいところまでじっくり見られたり、巨人族の実寸大を体感できたり、一日中いられるくらい楽しいです。ドリーとブロギーって、座らないと(会場に)収まらないくらい大きいんだ!ってびっくりしました」と展示の見どころを話し、「おすすめのグッズは?」という質問には、自身が着用しているTシャツを紹介していました。
また、「『ワンピース』にハマったのは中学生のときにクラスメイトに勧められて……15年くらいずっと好きです。15年!?」と、時の流れの速さに驚くおちゃめなシーンも。「日向坂46でキャプテンをさせていただいていたときも、理想のキャプテン像はルフィでした」と、『ワンピース』が自身の活動にも大きく影響していることを明かしました。
チョッパーの登場に「かわいい~!」と大興奮の佐々木さん
後ろの太陽の神・ニカ像も一緒に記念撮影
その後は、スペシャルゲストとして「CHOPPER's」のチョッパーが登場! のしのし、ちょこちょこと歩く姿に佐々木さんも報道陣もメロメロです。
記念撮影を終えたあとは、佐々木さんがチョッパーの後ろを歩きながらサポートし、仲睦まじく退出していきました。
存在感たっぷりの「麦わらの一味」がお出迎え
展示は第1章から第12章までで構成され、大迫力の「麦わらの一味」が出迎える第1章は「メモリアルロード ~“麦わらの一味”集結~」。「東の海」(イーストブルー)から始まった麦わらの一味の冒険の軌跡を辿ることができます。
有名な「生ぎたいっ!」のシーンをはじめ、これまでの名シーンを一挙に公開しているので、懐かしみながらマイベストシーンを見つけてみてはいかがでしょうか♡
アニメ制作の要となる設定資料を大胆に公開
第2章は「アニメの世界をつくる設定資料」。大勢の人が関わるアニメーション制作に必要なのが“キャラクター設定”です。
さまざまな角度から見たときにどう見えるのか、服の構造はどうなっているのか、喜怒哀楽はどう表現するのか……あらゆる設定がわかりやすくコンパクトに描かれた資料を覗くことができます。「ワノ国編」の世界がどのようにできあがっているのか、この目で確認しましょう!
バトルシーンを作るスタッフの“頭の中”を覗き見!
アーチのように構成された第3章は「立体的なカメラワーク」。アニメーションスタッフならみんな持っているという“頭の中のカメラ”。そのカメラがどんなふうに動いて、どうサンジのバトルを追いかけているか、スタッフの頭の中を体感できるエリアです。
縦横無尽に動くサンジのアクションを目で追えば、新たな魅力を発見できるかもしれません。
キャラに熱を吹き込む膨大な作画を披露
第4章は「熱量を伝える作画」。“動きの魔術師”と呼ばれるアニメーターは、キャラクターがまるで生きているかのように動かすために、何枚もの絵を描くそう。
ゾロとキングの激しい戦いで見せる、ゾロの決死の表情、刀さばき、体を包み込む覇気などがどのようにして作られているのか、膨大な絵に込められた熱量が伝わる展示です。
声優の名演技を超高音質ヘッドフォンで体験
第5章のエリアでは、名シーンに込められた声優の演技を超高音質ヘッドフォンで体験できます。設置された台本を見ながらキャラクターに命を吹き込む声を聞くことで、頭の中でルフィたちが動いているような感覚に。
どう映像化? ルフィの“ギア5”到達シーンの秘密
第6章「漫画の表現、アニメの演出」エリアには、太陽の神・ニカ像がお目見え! 「ワノ国編」で“ギア5”の新境地に到達するルフィをどのように演出しているのか、アニメだからこそできる表現をたっぷり見せる展示です。
そのあとは第7章「EMOTION THEATER ~ワノ国、そして未来島エッグヘッドへ~」へと続き、多数のクリエイターによって作られたここでしか見られない映像を鑑賞できます。
巨大なベガパンク&S-スネークと写真撮影!
第8章からは「エッグヘッド編」の展示に。「空を飛ぶ!? ルフィの未来服」エリアでは、未来島エッグヘッドで麦わらの一味が着用している“未来服”の詳細を公開しています。各キャラクターの設定資料に加え、“DOMシューズ”の再現オブジェが見られる貴重な展示です。
また、第9章「Dr.ベガパンクと6人の猫(サテライト)」エリアでは巨大なDr.ベガパンクと、第10章「新型パシフィスタ『セラフィム』~S-スネーク登場~」エリアでは巨大な人間兵器・S-スネークと写真が撮れる、フォトスポットが設置されています。
「エッグヘッド編」メインキャラの“手配書”がズラリ
第11章は「これからの海 ~あーーっす! ~」。「エッグヘッド編」に入り、Dr.ベガパンクや五老星、大将・黄猿率いる海軍、そして麦わらの一味と、それぞれの想いを抱きながら動き始めるキャラクターたち。
これからルフィたちに何が起きるのか、主題歌『あーーっす!』とともに考える展示となっています。各キャラクターの手配書が貼られており、ここでも記念撮影が可能です。
“新四皇”の個性を表現したインスタレーション
フィナーレを飾るのは、第12章「新四皇 ~TO BE CONTINUED~」。このエリアでは、現在の四皇であるルフィ、バギー、シャンクス、マーシャル・D・ティーチの手配書から始まり、キャラクターごとの能力を半立体的なインスタレーションで表現。色使いやモチーフがそれぞれ異なり、見ごたえ抜群です!
出口では、リトルガーデンの巨人族の戦士であるドリー&ブロギーの巨大バルーンがお見送り。佐々木さんも驚いた、その大きさを体感しましょう。
また、出口のすぐ近くにはとある格好をしたルフィ像もあるので、そちらも要注目です。
グッズ販売だけでなくレアアイテムの展示も!
展示会場を出ると、これまで発売された精巧なフィギュアや希少な「ワンピース カード」、アミューズメント景品が並ぶショーケースがありました。ファンにはたまらないレアアイテムばかりです。
その先は物販コーナーになっており、同イベントオリジナルグッズをはじめ、ぬいぐるみやアクリルキーホルダー、ランダムグッズなどが勢ぞろい。佐々木さんがおすすめしていたTシャツもこちらで購入できます。
また、ユニセックスのアンダーウェアブランド「HIPSHOP」のポップアップストアでは、多彩なバリエーションに圧倒されます。展示を楽しんだあとは、自分用からお土産まで大充実の物販コーナーも隅々まで確認してみてくださいね!
\from Writer/
大迫力のオブジェに秘蔵映像、通常は見られない絵コンテの展示など、本当に一日中いられそうなくらい内容の濃い展示でした。今回紹介した展示はあくまで一部なので、「まだ行けてない」という『ワンピース』ファンは全員訪れてほしい! 「ここはこうなっていたのか!」と発見も多く、漫画を読み返したくなりました。
ONE PIECE EMOTION
開催日時:2025年11月8日(土)~11月30日(日)10:00~17:00(最終入館16:30)
会場:大阪南港ATCホール
入場券:【大人】3,000円、【中高生】1,700円、【子ども(3歳~小学生)】1,200円
※限定フィギュア付き入場券もあり。詳細は公式サイトを確認。
写真/三浦あやか 文/三浦あやか