船木誠勝&スミスJr組vsイケメン&シュレック組タッグマッチが決定! 船木「自分は気を引き締めてイケメンを狙いたい!」SSPW12・4後楽園ホール大会記者会見
ストロングスタイルプロレスが11月13日(木)、記者会見を行った。そして12・4後楽園『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.37―THE 20th ANNIVERSARY―[20周年記念大会]』の主要対戦カードを発表し、出場選手たちが意気込みを述べた。
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.37
―THE 20th ANNIVERSARY―[20周年記念大会]』
日時:12月4日(木)18:30開始
場所:後楽園ホール(東京都)
■決定対戦カード
▼タッグマッチ30分1本勝負
船木誠勝(フリー)&デイビーボーイ・スミスJr(MLW)
vs
黒潮TOKYOジャパン(第21代レジェンド王者/プロレスリングアップタウン)&関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)
▼SSPW認定世界タッグ王座決定戦60分1本勝負
スーパー・タイガー(SSPW)&竹田誠志(フリー)
vs
村上和成(フリー)&髙橋“人喰い”義生(藤原組)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
永田裕志(新日本プロレス)&間下隼人(SSPW)
vs
藤田和之(プロレスリング・ノア)&ケンドー・カシン(フリー)
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&タイガーマスク(新日本プロレス)&ハヤブサ(初参戦/プロレスリングZERO1)
vs
日高郁人(ショーンキャプチャー)&政宗(フリー)&阿部史典(格闘探偵団)
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ワールド女子プロレス・ディアナ)&Sareee(フリー)&彩羽 匠(マーベラス)
vs
NØRI(LLPW-X)& MIRAI(みちのくプロレス)&宝山 愛(マーベラス)
▼シングルマッチ 15分1本勝負
藪下めぐみ(フリー)
vs
志真うた(伊藤道場)
※その他対戦カードは近日発表。
平井代表「みなさま、本日も初代タイガーマスク佐山サトル総監が主催いたします、ストロングスタイルプロレス20アニバーサリーの記者会見にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。本大会、今年が2005年3月に旗揚げして以来20周年となります。ストロングスタイルプロレスの年内最終興行となります。
佐山サトルを生み出した、初代タイガーマスクを生み出した新間会長のストロングスタイルに対する想い。佐山総監が2005年6月9日に起ち上げられましたストロングスタイルへの想い。この想いを20年間込めてやってまいりましたが、ここで20周年の最後、そして来年2026年は、初代タイガーマスク45周年、そして佐山サトル総監、新日本プロレスデビュー50周年にあたる記念すべき年になります。その年に向かって選手一同、関係者一同とともに邁進していきたいと思います。そして、常に応援していただいております、一般社団法人初代タイガーマスク後援会の皆様、そして今回12月大会からご一緒させていただく株式会社Badgeの皆様、本当にここにお礼を申し上げたいと思います。
今回の大会、第1試合としましては、ジャガー横田選手と組んでタッグ選手権王者となっております薮下めぐみ選手が、今回初参戦となります伊藤道場、伊藤道場は全日本女子プロレスの系譜、伊藤薫選手がやっております伊藤道場。Sareeeちゃんもここでずっと修行しておりますが、ここの推しの選手であります、志摩うた選手。以前よりストロングスタイルの大会をずっとご覧になっていただいて、ここのリングに上がることを望んでいただきました。今回初参戦で、挑んでいただきます。
そして、(女子)タッグチャンピオンでありますジャガー横田選手、今回スパーク・ラッシュのSareee選手、そして彩羽選手と組んで最強黄金トリオ結成。それに対するは、前回初参戦、神取忍選手率いるLLPW―XのイチオシでありますNØRI選手、そして本日参列していただいていますみちのくプロレスのMIRAI選手、そしてMarvelous長与千種さんのイチオシの若手選手、宝山愛選手。この3選手がジャガーさんの組に挑みます。
そして、ジュニアの黄金カード、ザ・グレート・サスケ会長、そして佐山先生の愛弟子でもあります新日本プロレス、タイガーマスク選手。そして今回初参戦となりますZERO1ハヤブサ選手が黄金トリオを組みまして、日高郁人選手、政宗選手、阿部史典選手、この6人の闘いを見せていただきます。
そして、昨年9月に引き続いて2度目の参戦となります、新日本プロレス永田裕志選手。ストロングスタイルプロレス間下隼人が永田選手と組みまして、相手は久々の参戦となります、プロレスリングNOAH藤田和之選手とケンドー・カシン選手のタッグチームでございます。
つづきまして、船木誠勝選手は、今回6年ぶりの参戦となりますデイビーボーイ・スミスJr選手の電撃参戦が昨日決定いたしました。船木選手、デイビーボーイ・スミスJr選手と組んで、前回船木選手がベルトを取られました黒潮TOKYOジャパン選手、そして関根“シュレック”秀樹選手のコンビと闘っていただきます。
そして今回、新たに認定されます(SSPW認定)世界タッグ選手権、スーパー・タイガー、竹田誠志選手、そして前回9月で闘われました村上和成選手、そのときに宣戦布告をされました藤原組の髙橋義生選手。この2チームで初代チャンピオンを決めていただきたいと思います。その他の対戦カードにつきましては後日、近日中に発表させていただきます。よろしくお願いします」
▼シングルマッチ 15分1本勝負
藪下めぐみ(フリー)vs志真うた(伊藤道場)
志真うた(代読)「初参戦となります伊藤道場の志真うたです。プロレスラーとしてデビューさせていただく前から何度も観戦させていただいていたストロングスタイルプロレスさんで試合ができる機会をいただいたこと、素直に嬉しく思います。ありがとうございます。
このリングに立たせていただくからには、真摯にプロレスに向き合い、貪欲に勝ちを獲りにいきたいと思います。よろしくお願いいたします」
藪下めぐみ(代読)「お疲れ様です。何度も対戦していますが、まさかストロングスタイルプロレス後楽園ホールで対戦するとは、思いませんでした! やるからには 全力で、ぶつかります」
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ワールド女子プロレス・ディアナ)&Sareee(フリー)&彩羽 匠(Marvelous)vs NØRI(LLPW-X)& MIRAI(みちのくプロレス)&宝山 愛(マーベラス)
宝山愛(代読)「マーベラス所属、妖狐ノ末裔こと宝山愛です! 12月4日ストロングスタイル後楽園ホール大会に初参戦させていただけること、とても光栄です!
NØRI選手、MIRAI選手とは一度も組んだことも戦ったこともありませんが、一番下のキャリアの私が一番目立って見せます! レジェンドのジャガー選手とも再び対戦させていただけることに驚きと嬉しさでかなり燃えています。必ず私が勝ちます! Ido.革命を信じて!」
NØRI(代読)「ストロングスタイルプロレスのリングにまた上がることができて光栄です! 初めて対戦させていただくレジェンド・ジャガー横田選手、そしてスパーク・ラッシュの2人にリベンジできるチャンス。燃えます!
初めて組むMIRAI選手、宝山愛選手と、どんな熱さが生まれるのか未知数で、ワクワクしています!“ストロングにNØRIあり”と思ってもらえる戦いを、このリングに刻みたいと思います。よろしくお願いします!」
彩羽匠(代読)「ストロングスタイル -THE 20th Anniversary-に参戦させていただきます、彩羽匠です。今回、ジャガー選手の隣にスパーク・ラッシュという大変光栄な対戦カードをありがとうございます。対戦相手3人も勢いあると思いますが、勢いだけじゃなく、私達の勝ちにこだわる貪欲な姿を魅せにいこうと思います」
Sareee(代読)「プロレス界の太陽神Sareeeです。スパーク・ラッシュとジャガーさんのコラボレーション!! 超レアトリオがここに実現しました。この3人だからこそ出せる強さ、迫力、そして熱があります。それぞれの力を全開でぶつけて、必ず勝利に繋げます」
ジャガー横田(代読)「常に私は全力で闘います。ジャガー横田の試合をするだけです」
MIRAI「みちのくプロレス所属になりました、MIRAIです。またストロングスタイルプロレスさんに参戦が決まりまして、とてもうれしいです。ありがとうございます。陸奥魂込めてしっかり熱い闘いをお見せしたいと思っています。よろしくお願いします。
ひとつ、Xでですね、このカード発表された際に、向こう側の選手たち(ジャガー横田組)は『最強トリオ』、自分たちが『若手トリオ』で激突するというふうに紹介されていたんですが、自分自身、若手という括りにいつまでもその中にいちゃいけないなと思っています。それは自分たち一緒に組むNØRI選手も宝山選手も思っていることだと思うので、ここでしっかり結果を残して、ここから自分たち飛躍していきたいと思っています。よろしくお願いします」
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&タイガーマスク(新日本プロレス)&ハヤブサ(初参戦/プロレスリングZERO1)vs 日高郁人(ショーンキャプチャー)&政宗(フリー)&阿部史典(格闘探偵団)
阿部史典(代読)「2025年、最後のストロングスタイルプロレス。今年もこの団体を通して、たくさんのことを学ばせていただきました。そして今回の対戦相手はメチャクチャ豪華なお三方。ですが、こちらが実力で負けるわけにはいきません、思いません。年末の仕事場の大掃除! 今年の感謝を込めて、バチバチしまくってたくさん暴れたいと思います!」
政宗(代読)「今年最後のストロングスタイルプロレスに参戦させていただき、誠にありがとうございます! 今回の対戦相手は、華やかなトリオですね。こちらは派手さはありませんが、地味なスタイルを活かし、泥臭い闘いで勝利を目指します。応援よろしくお願いいたします」
日高郁人(代読)「前回大会の後、平井代表に『タイガーマスクともう一丁お願いします』とお願いしました。相手チームはボクが新人の頃に見た夢のトリオになった。サスケ会長やハヤブサさんと対戦できる喜びがあれど、やはりタイガーマスク。もっと踏み込んだ闘いがしたい。オレが闘ってきたタイガーには常に怒りがあった。それが毎試合ゾクゾクさせられた。前回はそれが感じられなかった。年齢を重ねて忘れたのか? だったら思い出させてやろう。FECの時みたいにそのマスクに手をかけてでも」
4代目タイガーマスク(代読)「今回も佐山先生のストロングスタイルプロレスに参戦できることを、ありがたく思います。今回はサスケさん、ハヤブサ選手と組んで試合をすることが大変嬉しく、ワクワクしております。マスクマン三人衆ですが、ストロングスタイルプロレスのコンセプトに合う試合をし、また、前回戦った日高選手とは、もういっちょ!と感じていましたので、もう一度闘えるのも楽しみにしております。平井社長に厳しいことを言われないような試合をしたいと思っております」
ハヤブサ「ストロングスタイルプロレス初参戦します、プロレスリングZERO1、ハヤブサです。本当に素敵なカード、素晴らしいカードを組んでいただきました。調べたところ、99年の東京ドーム以来の、こちらの3人のマスクマンタッグということで、厳密には自分がその東京ドームのリングには立っていません。ですが、あの頃と変わらないと思っていただけるように、自分らしく、ハヤブサらしく試合をしたいと思っています。
なによりもあれから26年経って、まだ現役で活躍されているタイガーマスク選手、サスケさん。このおふたりの活躍があってこその今回の対戦カードだと思います。そしてそれが、初代タイガーマスクの佐山先生のこのストロングスタイルプロレスで実現するというのがなにか縁があってのことだと思って、自分の中でいろいろ噛み締めながら、当日は佐山先生が見て恥ずかしくない試合をし、勝利したいと思います。ありがとうございます」
ザ・グレート・サスケ(代読)「みちのくプロレス、ムーの太陽ザ・マスター、ザ・グレート・サスケです。引退ロードを歩み始めたタイガーマスク選手と今回トリオを組む機会をいただき、光栄でございます。タイガーマスク選手は、弟のような存在です。昔、みちのくプロレスの社長だった私を心身ともに公私に渡ってサポートしてくださいました。本6人タッグ戦は恩返しの念を込めて、私がタイガーマスク選手をサポートさせていただく所存でございます。ハヤブサ選手とはつい先日タッグを組んだばかりですので、阿吽の呼吸です。このトリオでしたら誰が相手でも心配無用です! 神のご加護を!これが運命ですっ」
▼タッグマッチ30分1本勝負
船木誠勝(フリー)&デイビーボーイ・スミスJr(MLW)vs黒潮TOKYOジャパン(第21代レジェンド王者/プロレスリングアップタウン)&関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)
関根“シュレック”秀樹(映像)「おいイケメン、このオレをタイトルマッチの相手に選ばなかったのは百歩譲って認めてやろう。だがしかし、船木誠勝とデイビーボーイ・スミスJr、この2人が組むのに、なんでオレが入ってない? オレにも強えヤツとやらせろ。いいだろう。イケメン、オマエと組むことは本意ではないが、この2人とやるんだったら、オマエの横に並んでやろう。
いいか? 12月4日、ストロングスタイルプロレス後楽園ホール大会、船木誠勝、デイビーボーイ・スミスJr、黒潮TOKYOジャパン、関根“シュレック”秀樹。この4人で誰が一番強いか、決めたらいい。そして、ここでオレが一番強いことを証明して、次のストロングスタイルプロレス、ここでオレにレジェンド王座挑戦させろ。いいな?」
黒潮TOKYOジャパン(映像)「フィニッシュ! 黒潮TOKYOジャパンです。すいません、いま、福島のスパリゾートハワイアンズに遊びに来てまして会見に行くことができません。そして、12月4日ストロングスタイルプロレス、後楽園ホール大会。前回の大会に続いて連続参戦できることを嬉しく思います。
そしてね、チャンピオンとして、また帰ってこれたというか、合ってるのかな、これは? まあね、そのストロングスタイルプロレスのチャンピオンとして今回参戦となるわけですが、なんでオレのパートナーがシュレックなの? ねえ。前回も言ったけどオレはシュレックの挑戦は受けないし、そもそも関わる気がない。オレは人間の挑戦だけを求めていたわけで、なんでオレまた、まあまあいいけど今回闘うわけじゃないけど。まあまあ、またちょっと改めてこのリングで船木さんと試合ができることを楽しみにしてます。
そして、やっぱこのチャンピオンベルト、防衛戦をするしない関係なく、関係なく、船木さんがオレに改めて挑戦してきてくれるまでは、やっぱりチャンピオンでいたいと思ってますんで、ストロングスタイルのベルトをしっかりと守って、シュレックを避けて生きていきたいと思っております。12月4日、後楽園ホールでお待ちしております。フィニッシュ!」
船木誠勝(映像)「船木誠勝です。前回のストロングスタイルプロレスで、イケメンとのタイトルマッチですね、肩の脱臼でタイトルを奪われてしまいました。今回はイケメン、シュレック組ということで、こちらも強力なスーパーマンのようなプロレスラー、デイビーボーイ・スミスJr選手を用意してもらいました。怪物シュレックはスーパーマンにお任せして、自分は気を引き締めてイケメンを狙いたいと思います」
▼タッグマッチ 30分1本勝負
永田裕志(新日本プロレス)&間下隼人(SSPW)vs藤田和之(プロレスリング・ノア)&ケンドー・カシン(フリー)
ケンドー・カシン(代読)「小春日和に喜びを感じる向寒の段、貴社ますますご発展の由、大慶に存じます。このたびは現時点で最後、最後前の試合を組んでいただき、新間会長はじめ、佐山総監、関係者各位、そしてストロングスタイルプロレスを愛してやまないファンの皆様、誠にありがとうございます。
ただ参戦にあたって2つの条件がございます。ひとつは平井代表の『壊れかけのRadio』をこの場で唄っていただくこと、もうひとつはこの試合の立ち合い人として大仁田厚氏を試合当日に立ち合わせること。ぜひこの条件をクリアしていただき、気持ちよく参戦出来ることを心より願っております。最後に皆様、忙しい年末を前にお体に気をつけてお過ごしください。ケンドー・カシン」
藤田和之(代読)「わたくし藤田和之は、すべてのノア選手、すべてのノアスタッフ、そしてすべてのノアファンの想いを胸に、ノアのすべてを背負ってこの闘いに臨む所存です。プロレスリングノア、藤田和之」
永田裕志(代読)「今回、対戦相手と平井さんのために全力で闘うことを誓います」
間下隼人「はい。ええ、なんでしょう? ちょっとコメントしづらい空気もあるんですけど…。この3人の同窓会にするつもりはないので、私自身。もうストロングスタイルプロレスの永遠の若手ではありますけど、私ももう来年40歳というけっこう節目の年齢でも来てますし、ベルトを巻かせていただいている身ですので、永田さんに負けじと、私も平井代表のために闘いたいと思います」
▼SSPW認定世界タッグ王座決定戦60分1本勝負
スーパー・タイガー(SSPW)&竹田誠志(フリー)vs村上和成(フリー)&髙橋“人喰い”義生(藤原組)
竹田誠志(代読)「前回、村上和成との遭遇は刺激しかなかったね。そこに髙橋“人喰い”義生とタッグベルト決定戦、もう刺激の塊だ。相手は実力者だが、強いからこそ殺り甲斐がある。盟友スーパー・タイガーと歴史の1ページ目に名を刻みます」
髙橋“人喰い”義生「ええ、う~ん、どっから話せばいいかわかんないけども、あの~、まあ、藤原組長のもとで、藤原の親父に育ててもらって、カール・ゴッチから教えてもらって。で、藤原組を経てパンクラスを経て、で猪木さんのいるIGFを経て、やっとやっといまここで佐山先生のところのストロングスタイルプロレスにたどり着いたというのがボクのここに座っている印象ですね。
なので、まあタッグのことは、初代タッグベルトなので、ボクちなみに初代のパンクラスのヘビー級チャンピオンですから。初代っていうのには強い、初めてっていうのには強いです。UFCでも初めて日本人で勝ったのはオレです。だから初めてには強いんで、まあベルトはほぼもらったようなものだと思っててください」
村上和成「ええと、まあ、ええ、ひとつの通過点でしかないのでアレなんですけど、まあタッグベルトにかける思いっていうのは、とよりも、ボクはボクらしく、このストロングスタイルで、そしてこのプロレス界に入るときの初心を忘れずに、目の前に立つヤツをボコボコしばきまわして、闘争本能をむき出しのまま臨戦態勢でリングに上がり、そして試合後、オレたちがこのリングのど真ん中に立ってます。
まああの試合後、まああのね、あの対戦相手、まあ対戦相手じゃないなあ、挑戦相手なんでしょうけど、あのよく桜木さんという方のサイトによく載っている、スーパーのあのサイトがあるんですけど、とてもいつも美味しそうな食事を和洋折衷食べられているので、まあそこをね、ボクらも年末予約しといてもらって、2人で連れて行ってもらおうかなと。それがちょっと楽しみにしている状態ですんで、まああの、この平井代表のイエス・オア・ハイの精神で育っていると思いますので、ノーはないと思いますので、闘いは楽しみにしていてください」
スーパー・タイガー「このたび、この初代世界タッグ挑戦できる。それもまたパートナーがやっぱり盟友の竹田。このスーパーと竹田のタッグっていうのはいろいろと我々の中にも思い入れ深いものがあり、このベルトに対して必ずキャプチャーしてやるという、その思いをしっかり込めてベルトを取りたいと思います。
そして今回、わざわざ来ていただいたお二人、髙橋“人喰い”義生選手、そして村上和成選手。この二人には前回の大会で試合自体をメチャメチャにしてくれた。そしてこのマスクに対しても2度も破られ、そして毎回のごとく試合をメチャクチャにされると。それに対して私自身もしっかりと覚悟を持って、ただ挑むだけではなく作戦として、一人また別のパートナーを潜ませて向かおうかと。これは予告であって、どういう形になるかは、当日を楽しみにしてもらいたいと思います」
■質疑応答
――(髙橋へ)プロレスのリングは久しぶりだと思うが。
髙橋「最後に出たのがたぶん7年前ぐらいだったと思うんですが、まあそこはあんまり気にしてないですね。久々のリングだということは気にしてないです。相手がスーパー・タイガーと竹田なので、ボクはもう自分のストロングスタイルを押し通すだけですね」
――(初代タイガーへ)初代タッグ王座決定戦、両軍への期待と、あらためてタッグ王座を制定する意味合いは?
初代タイガー「今回のメンバーを見ても、うちは総力戦に入っています。このメンバーを見て、なにか野球のワールドシリーズのメンバーを思い出します。優れた選手たちがこんんなに揃って、最後の締めを飾るにまたふさわしい選手が、9回裏、全試合を神経を注いで闘う姿、これこそ集大成の一部であるということを自覚してます。その意味では、ふさわしい試合が全部揃っている。自信を持ってファンの皆さんにストロングスタイルを進めていく試合だと。全試合が最後の試合もそうですけど、全試合がそうだということをここにお知らせしておきます。それをボクが期待してます」
――(平井代表へ)黒潮TOKYOジャパンがシュレック選手を避け続けていると。シュレックは黒潮との対戦を要求しており、将来的に2人がタイトルマッチをやる可能性は?
平井代表「いまはっきりとは申し上げられないんですが、前回9月のリングの中で、黒潮選手がベルトを取った時に、シュレックさんがリングに上がって挑戦表明をされた。そして黒潮選手としては、自分は人間と闘うので怪物は相手にしないからアンタとはやらないという拒否した状態になっていました。
それに対してシュレックさんがあの、まあSNSとかでもいろいろ書かれてるみたいなんですけども、シュレックさんとしては、今回、本来は組みたくない。ただ、自分の居場所がないのであれば、黒潮さんの横が空いているのであれば、横で闘って自分の挑戦者として次指名してもらえるような強さがあるということを感じてほしいということをおっしゃっていたみたいです。こんどの試合を見て黒潮さんがどう感じるかによって、次回のチャンピオンシップの実現も可能性も出てくると思います」
――(MIRAIへ)若手トリオに入れられるのは本意ではないというような発言があったが、カードを見たときにちょっとカチンときたというか納得いかないところがあったのか?
MIRAI「カチンというか、まだ若手として見られてしまっているんだなあっていうのを思ったので、でもそれはやっぱり日頃のその自分の積み重ねてきたものがまだまだっていうことだと思うので、ここからどんどん結果を残して、もう若手という印象は振り払っていきたいなっていう気持ちです」
――(MIRAIへ)今回組むNØRI、宝山はマリーゴールドにいた際には対戦する機会が多かったが、実際に組むとなってどうか?
MIRAI「組むのは初めてで、Marvelousさんとはずっと対抗戦という形で関わらせていただいていて、NØRI選手とはシングルマッチで引き分けという結果があって、2人の強さは十分わかっているので、自分たちが組んで結果を残せるなっていう自信はあるので。自分たちしっかりここから飛躍していけるように、3人で勝ちたいと思います」
――(初代タイガーへ)今回、MIRAIが参戦。MIRAIには2012年の東日本大震災チャリティーでの巌流島大会がプロレスラーになるきっかけになった。そういう選手がまたストロングスタイルに参戦することで思うところは?
初代タイガー「一言に感無量です。MIRAIちゃんを見ていると新間さんを思い出して、あの時のいきさつとか、新間さんを見送ったこととか、 夢にまで出てくるんですが、それをMIRAIちゃんと共有して、成長していく姿をボクが見れるということが大変幸せなことだと思って、これからのMIRAIちゃんの成長をもっと見定めていきたいと思います」
――(ハヤブサへ)新生ZERO1ですごく捨て身のファイトを毎回しているが初代タイガーマスク選手への特別な思い、思い入れは?
ハヤブサ「ありがとうございます。初代タイガーマスク、佐山先生の現役の頃、ボクはリアルタイムではもちろん見ていないんですが、残っている映像を見て、30年前、40年前、こんなすごいことをやられた人がいるんだと思って、いまでも参考にして動画を見たり、映像を見たりして、なにか自分の技に、動きに、加えることはできないかと日々研究している材料の一つにさせていただいています。
そういう意味では、勝手にほんの少しだけ自分にもそのタイガーマスクの血という言い方をしたら大げさですけど、あると思っていますので、今回このストロングスタイルに上がれて、本当に嬉しく思います」
――(平井代表へ)ケンドー・カシンから参戦要求がふたつあったが、どのように受け止めているのか? その要求を受け入れるのか、受け入れないのか?
平井代表「カシンさんからの歌に関しては、受け入れません。カシン選手は素顔の本人の方も含めて、佐山先生を非常に尊敬されている選手だというふうに認識しておりますので、それなしでもすごいファイト、永田選手、そして間下を相手にうちのリングで繰り広げていただけると信じておりますので、受けることはありません」
――大仁田の立ち合いは?
平井代表「大仁田選手、大変力の入った試合を常にしていただいて、以前、昔、佐山先生とも雌雄を決されました。ある意味、佐山先生も当時、プロレスに対する気持ちは認めている部分もあるとのお言葉をお聞きしましたので、そういう大仁田さん、また年明けて新しい未来の中で、大仁田さんとも交わるところが出てくるかもしれませんが、12月に関しては、それはないと思っております」
――条件を却下すると解釈していいのか?
平井代表「カシン選手は、それでも12月4日、素晴らしいファイトをしてくれると私は確信しております」
――(ハヤブサへ)先日、清宮海斗と試合をして初黒星とのことだが、プロレスラーである限り、いつかは負けるときは来るとは思う。あの試合を経たことによって逆に闘いやすくなったとか、意識の違いはあるか?
ハヤブサ「先日清宮選手に敗れて、ハヤブサとして4月にデビューしてから初黒星だったんですが、もちろん、いつかは負ける時が来ると思ってますし、勝ち続けられるほどいまのプロレス界は甘くないと思っていましたので、先日の負けでなにか変わることはないと思います。
あとそれ以上に後楽園ホールで試合ができた。そして、ハヤブサとして試合をして、自分の足でリングを降りたことが自分の中ですごく大きな出来事でした。それを終えたので、これからまた新たなもう一つレベルの上がったハヤブサとして活動できると自分では確信しています」
――(初代タイガーへ)冒頭で平井代表から来年は45周年、格闘生活50周年、来年記念の非常に大事な年だと思うが、いまファンのためにこういうことをやりたいとか、こういうことを考えているという構想があるか?
初代タイガー「プロレスにおいては、世界をリードしていく。それには道場を作りたいと思います。そして、素晴らしい選手を育てていきたいと思います。それは、プロレスに関してのことです。また、格闘技の方としては、来年また大きな発表があると思います。そこまで、いま進めています」
――(村上へ)今年1月、平井代表に要求してから一年越しのタッグベルト創設。タックベルトにかける思いは?
村上「ええとまあ、あの初めてシングルのベルトを巻いて、いつもベルトは飾りだと思ってましたけど、まあ確かに一つ飾りであり武器ではあるなと思いますし。今回逆にこのベルトを巻くことによって、まあ、一人で巻くわけじゃないので。逆にそういう部分では、パートナーとの思いもありますし、パートナーをこの人とパートナーの部分で巻きたいっていうのは、すごくその部分に関しては、ベルトに対する思いはちょっと前回とは違っているので、今回は絶対に巻きたい、巻く、っていうのはもうボクの中では必須にはなってます。ボクの中では。なのでそれぐらいのベルトに対する思いが強いので、まあ巻くんですけど、それは、はい。決まってるんですけど、まあ、そういう気持ちはずっと根底にあります。はい」